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【報告】令和3年度国民体育大会 第41回九州ブロック大会サッカー競技

報告

少年男子、本国体出場権獲得

昨年は新型コロナウィルス感染防止の影響で中止でした。今年度は2年ぶりに、8月7日(土)から9日(月)の3日間、福岡県(福岡フットボールセンター、本城陸上競技場)で開催されました。九州ブロック大会の試合結果を情報共有します。
大会は無観客で行われ、選手及び大会関係者のみでの開催となりました。成年男子、成年女子については、惜しくも1回戦で敗れ、代表権を獲得できませんでしたが、少年男子は1勝1敗1分でパート2位となり、代表権を獲得しました。
しかしながら、第76回国民体育大会「三重とこわか国体」も新型コロナ感染のため、中止となり非常に残念な状況となりました。
大塚監督、齋藤監督、山邊監督をはじめ、各種別スタッフ、選手更には今国体関係の活動に対し、御協力頂きましたチーム関係者の皆様方にお礼と感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。(強化委員長:中村洋介)


|成年男子:九州2枠
1回戦 熊本県 0(0-0 0-1)1 福岡県
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2021年第76回国民体育大会「三重とこわか国体」出場に向けて九州ブロックに臨みましたが、福岡代表に0-1で惜敗しました。
ゲームプランやゲームに向けてのトレーニングマッチを含めた準備については現状の中でやれることはやれたと思っています。
しかし練習試合や練習の量を増やし、もっと質を上げていくことと高校と大学を含めた若手の育成が今後の課題であると思います。
今回は熊本教員蹴友団を母体としてチームを作らせていただきましたが、成年国体は17歳以上の選抜です。高校生、大学生や社会人全体で切磋琢磨し、本国体での結果を目指しての取り組みが必要だと感じました。成年国体の本国体出場は熊本県全体のサッカー熱を高める1つになると思います。
また次に向けて私自身でもやれることを始めていきたいと思っています。
最後になりましたが、今回の国体の活動に向けて協力いただいた関係者の皆様、激励していただいた協会関係の皆様、本当にありがとうございました。(成年男子選手兼監督:大塚翔太)


|成年女子:九州2枠
1回戦 熊本県 0(0-2 0-0)2 沖縄県
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様々な活動が難しいコロナ禍の中、選手派遣や大会を催して頂き、誠にありがとうございました。結果は、残念ながら初戦敗退でした。しかし、成果としましては選考・体験会に9つの女子チームと48人の選手が集まってくれました。
練習では社会人が積極的にコミュニケーションを取れる環境をつくってくれ、選手間の距離が日を追うごとに縮まっていきました。またスタッフも協力的に動いて頂き、スムースに大会まで運営できました。自ら動き、協力して行うのがサッカーの魅力です。この良い流れを大切にし、熊本県から女子サッカーを盛り上げていきたいです。温かいご声援、本当にありがとうございました。(成年女子監督:山邉 武彦)

|少年男子:九州4枠(各グループ2枠)
リーグ戦 1勝1分1敗 Aグループ2位
熊本県 4(2-0 2-0)0 福岡県   熊本県 1(0-2 1-0)2 佐賀県   熊本県 2(0-1 2-1)2 大分県
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2020年9月に熊本県トレセンU15の選手を引き継いで、このチームはスタートしました。新型コロナ感染症の猛威を受けてなかなか選手を招集できない状況下で、数回のトレーニングと所属チームの試合の視察等を重ね選手の掌握を行いました。U15クラブユースなどの大会は実施されたこともあり、選手を一堂に集めて選考していくことも非常に難しく、選手の見極めが非常に厳しい状況が続きました。クラブユースの九州予選が終了した時点でU15トレセンと、ルーテル学院とのトレーニングマッチを実施しました。ルーテル学院の選手はそれまでトレセン活動に招集できていなかったため、選考の意味も込めてのマッチメイクでした。この時点からようやく40名ほどのラージグループでの活動ができるようになりました。
 そのような状況下で昨年12月に実施されたU15トレセン大会。鹿児島トレセンと宮崎トレセンとのゲームをすることができました。チームコンセプトの落とし込みをする時間が少なく、数回のチーム練習とミーティングのみで臨んだこの大会でありましたが、選手たちの戦術理解も高く、2試合とも意図のあるゲームができ、収穫を得ることができました。小学校から中3まで継続して取り組んでいるトレセン活動の成果だと感じた大会でした。
 2021年に入りU15のトレセン活動を継続しながら早生まれの選手の選考にも入りました。2種の指導者の協力も得ながら並行して活動を進めさせてもらいました。
 5月に入ると県外組の選手も招集し再選考をしました。選手の入れ替えをして30人程度のグループにした頃、再び新型コロナの影響で活動がスムーズに行かなくなりました。中断、延期された球蹴男児リーグや県リーグなどとのスケジュールの重なりも向かい風となりました。メンバー登録の一週間前までも全ての選手を招集することができない状況でした。想定のメンバーが全てそろわない状況でのチーム作りは困難を極めました。それでも少ない活動機会を生かしてトレーニングマッチをしていただいた東海大学熊本、大津高校の選手とスタッフの皆さんには大変感謝しています。
 臨んだブロック国体。大会1日目vs福岡県(4-0)勝ち。初戦の白星は大変大きなものでした。序盤の得点できたことで流れをつかめたこと、選手全員をピッチに立たせることができたことも良かったです。2日目vs佐賀県(1-2)負け。佐賀県の選手個々の技術の高さ、日本代表候補を有し、全国を経験している選手の球際の強さは強烈でした。それでも序盤意図的に相手のパスを誘導し、高い位置で奪ってゴールに向かいビッグチャンスをつくることはできました。決めきれないところが力の差かもしれません。怖がらずにしっかりビルドアップするサッカーをすればもっと戦えたと思いましたが、我々のサッカーを徹底することが難しい一戦となりました。この点については監督の責任だと痛感しています。3日目vs大分県(2-2)引き分け。引き分け以上で全国の切符を手にすることができる状況。もちろん引き分け狙いをするわけではなく、勝ち点3を取るために試合に臨みました。しかし、守備ブロックを形成し、がっちり守ってくる相手に先制を許す展開となりました。セットプレーで追いつくも、再び追加点を決められ万事休すかと思われる状況でも、チームの誰もが、最後まで全力を注いで戦えました。「絶対にこのチームで全国に行くんだ」という強い意志が、PKの獲得に繋がりました。落ち着いてこれを決め、全国の切符を勝ち取ることができました。どの試合も苦しく、改めて簡単な試合はないことを痛感しました。
 今回、新型コロナの影響で三重県での国体が中止という運びになりました。本国体を目指して活動してきただけに非常に残念な思いはあります。選手たちはなおさら悔しい思いをしていると思います。しかし、この現実を受け止め、選手も我々スタッフも次のステージで再びサッカーに情熱を注ぐ準備をしたいと思っています。
 これまで、いろんな面でサポートをしていただいた関係者の皆様、各チームの選手やスタッフの方々、激励をいただいた協会関係の皆様、そして招集に応じてくれた選手たちと我々のサッカー仲間に感謝の思いでいっぱいです。どうもありがとうございました。(少年男子監督:齊藤達也)

開催期間 2021/08/07~2021/08/09
会場 成年男子:北九州市立本城陸上競技場(競技場、運動場)
成年女子:福岡フットボールセンター
少年男子:福岡フットボールセンター
関連ファイル

pdf大会要項
pdf組合せ

結果 試合結果

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