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【報告】令和4年度国民体育大会 第42回九州ブロック大会サッカー競技

報告

 今年度の九州ブロック国体予選大会は、8月20日(土)から22日(月)までの3日間、熊本県(県民総合運動公園 補助競技場・陸上競技場、大津町運動公園スポーツの森・大津球技場・競技場・多目的広場)で開催されました。
収束の見えないコロナ禍の中、大会は無観客試合として行われ、選手及び大会関係者のみでの開催となりました。酷暑の中、本県からは成年男子・少年女子・少年男子が出場しましたが、惜しくも全カテゴリーにおいて、代表権を獲得することはできませんでした。
川部監督、野元監督、齊藤監督をはじめ、各種別スタッフ、選手更には今国体関係の活動に対し、御協力頂きましたチーム関係者の皆様方に、心からお礼と感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。(強化委員長:平岡和徳)

|成年男子:九州3枠(大分県、宮崎県、佐賀県)
トーナメント 1回戦敗退
8/20 1回戦【3】陸上競技場_熊本県1-3宮崎県
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地元熊本県開催となった九州ブロック国体。成年国体は東海大学熊本サッカー部単独のチーム構成で本国体出場を目指して挑みました。
未だに猛威をふるい続けているコロナ過の中、まずもって初戦を無事に迎えられた事に、今回の国体活動に向けて協力いただいた関係者の皆様方に感謝申し上げます。
1回戦の宮崎県成年国体はJ3、JFL、九州リーグの主力混合チームで構成され、今大会の有力候補でもあったと思います。先制したものの、前半に同点とされ、後半には逆転。あと一歩力及ばずの結果となりました。お互いに流れのある試合で、得点チャンスも作り出すことが出来ましたが、攻守においてゴール前の質を高める事が必要だと感じました。
地元熊本での開催という事もあり、是が非でも本国体出場権を掴み取りたかったですが、期待に応えられず申し訳ない気持ちでいっぱいです。
昨年の成年男子選手兼監督、大塚翔太さんの報告にもありましたが、成年国体の本国体出場は熊本県全体のサッカー熱を高める1つになると思います。
今後は高校生、大学生や社会人全体で切磋琢磨し、本国体出場を目指しての取り組みを、県協会と連携し、目指していきたいと思います。
地元開催という事もあり、運営スタッフをはじめ、激励をいただいた協会関係の皆様、関係各所の皆様方、ありがとうございました。(成年男子監督:川部靖徳)


|少年女子:九州2枠(Aパート:鹿児島県 Bパート:福岡県)
リーグ戦 2勝1敗 Bグループ2位
8/20【4】球技場_熊本県2-0佐賀県  8/21【8】球技場_熊本県4-0長崎県  8/22【11】球技場_熊本県1-2福岡県
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 秀岳館高校・東海星翔高校、そしてクラブチームからはアスフィーダ熊本・ユナイテッド熊本の選手でチームを構成しました。チームコンセプトは『全員で協力し、ボールを大事に保持しゴールを目指す』そして、全国大会出場の目標を掲げ、九州国体大会に臨みました。
 大会初日、初戦は、やはり緊張からか選手の動きが硬く、思うようにゲームが進みませんでしたが、時間がたつにつれて選手の動きがスムーズになり先取点をとり、その後追加点をあげ初戦を勝利することができました。
 2日目は、前日の修正点をミーティングで共有し、思い通りのゲームプランで勝利することが出来ました。
最終日も前日の修正点をミーティングで共有し、選手は躍動し果敢にゴールを目指しましたが、1点が遠く敗戦により全国大会出場は叶いませんでした。
 大会出場にあたって、それぞれの活動がありながら選手を輩出していただいたチーム関係者の皆様ご協力ありがとうございました。協会関係者・女子委員会の皆様、コロナ禍でも活動の後押し、サポートをしていただいき本当にありがとうございました。(成年女子監督:野元恒兵)

|少年男子:九州4枠(Aパート:鹿児島県 佐賀県 Bパート:福岡県 長崎県
リーグ戦 1分2敗 Aグループ4位
8/20【1】球技場_熊本県1-1佐賀県  8/21【5】球技場_熊本県1-2大分県  8/22【9】球技場_熊本県1-2鹿児島県
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昨年の12月以降にこのチームを引きつぎ、国体チーム作りがスタートしました。コロナ禍で思うように招集できない中でしたが、各チームにご協力いただいて、選手選考やチーム作りにじっくり取り組むことができました。佐賀県で行われたU16トレセン大会では全勝を飾り、チームとしていいスタートが切れた感覚を得ました。その後、東海大学や大津高校、ルーテル学院やロアッソ熊本U18とのトレーニングマッチを経験したり、夏休み最初には未来フェスティバルにも参加させていただきました。様々なチームの協力により順調に活動を進めることができた半面、けがで選手を差し替える必要が出て、不安要素があったのも事実です。そんな中、スピードへの対応、相手の戦術に対する対応など、できる限り柔軟に戦術変更できるように準備をしました。
 ブロック予選初戦は、選手も緊張があり不安定なスタートでした。4月の大会で対戦していた佐賀県選抜が、準備してきたものは「ボールを保持したい」我々の意図を崩すためのものでした。先制点を許し、同点に追い付いた後は、狙い通りの攻撃ができましたが、ゴールネットを揺さぶることができず同点に終わりました。チャンスも多く作り出しただけに非常に痛い引き分けでした。
 2戦目は、大分県選抜。我々の守備とのミスマッチをねらったポジショニングで非常に相手を捕まえにくい状況で前半を戦いました。人を捕まえるだけでなく、スペースとパスラインをケアすることで、前からプレスをかけるように対応できました。しかし、このゲームも先制点を許したため、追いつくことができず敗戦となりました。2試合とも、立ち上がりのスキやミスを突かれた失点は、課題となりました。
 最終戦は鹿児島県選抜とのゲームでした。勝つことで本国体への希望を残す大切な試合でした。選手たちは球際の戦い、相手の堅守速攻に対応し、ボールを動かしながら前に運んだりと、この3試合で最も躍動的な試合ができました。しかし、後半ミドルシュートで失点をしたことを気に、攻撃が縦に早くなったこと、コンビネーションではなく少々パワー重視になったことで、チャンスは生み出せるものの相手DFの体を張った守備で、なかなか得点に結びつけることができず、逆にカウンターを受ける形になりました。最後CKで1点返すことができましたが、力及ばず敗戦となりました。鹿児島の堅い守備からのカウンター。ボール保持者をオフザボールの選手が追い越していく、走るサッカーは選抜チームにとって脅威的な攻撃力でした。技術、戦術、判断力を上回る、スプリント力。非常に戦いにくいサッカーに感じました。まさに熊本県選抜に不足している部分でもあります。
 今回ブロック予選が地元熊本開催だったということもあり、是が非でも本戦への突破をと頑張ってきましたが、結果につなげることができず大変申し訳なく思っています。これまで連続で本戦出場していただけに、それを途切れさせてしまった責任も感じています。多くのチームや関係者の方々、選考の段階から参加し共に戦ってくれた選手のみんな、チームスタッフの力添えに応えられず大変申し訳なく感じています。しかし、この敗戦が、きっと選手たちの今後にプラスの影響を及ぼしてくれると信じています。我々も、まだまだサッカーを学んで成長していく必要を強く感じました。
 今回は本当にありがとうございました。たくさんの感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました。(少年男子監督:齊藤達也)

開催期間 2022/08/20~2021/08/21
会場 成年男子:県民総合運動公園(補助競技場・陸上競技場)
少年女子:大津町運動公園スポーツの森・大津(球技場・競技場・多目的広場)
少年男子:大津町運動公園スポーツの森・大津(球技場・競技場・多目的広場)
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