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第79回国民スポーツ大会(サッカー競技)_少年男子

報告

このたび、滋賀県にて開催されました「第79回国民スポーツ大会(サッカー競技_少年男子)」におきまして、私たち熊本県代表は無事全日程を終えることができました。
 本大会では、各地から集まった強豪チームとの対戦を通じて、選手一人ひとりが持てる力を存分に発揮し、実りある経験を得ることができました。 結果としては、準々決勝敗退で5位という成績に終わりましたが、試合を重ねるごとにチームの結束力が高まり、今後に繋がる大きな手応えを感じています。特に愛媛県代表との試合では、最後まで諦めずに戦い抜いた姿勢が評価され、多くのご声援をいただきました。
 齊藤監督をはじめ、チームスタッフ、選手、更には本大会の開催にご尽力いただきました関係者の皆様、そして現地・オンラインを問わず応援してくださった皆様に、心より感謝を申し上げます。この経験を今後の活動に活かし、さらに高みを目指して努力を続けてまいります。
  引き続き、温かいご支援・ご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(強化委員長:平岡和徳)

○1回戦 熊本県 2-0 高知県
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【監督コメント】
 大会前から、相手チームの分析と対策を行い臨んだ一回戦でした。ロングボールを中心とした素早いカウンターを仕掛けてくる高知県代表に対し、前半は選手もリスクを冒さずに我慢する時間が多いゲーム内容でした。ハーフタイムにサイドチェンジを頻繁に行うこと、サイドから仕掛けてディフェンスラインの背後をとることを基本にし、攻撃が機能し始めました。コーナーキックで平井が折り返したボールを井本が押し込んで先制してからは、落ち着いて戦術行動がとれました。キャプテン薮田のミドルシュートが決まり、試合を決定づけることができました。
 大会前に何度もシュミレーションゲームに協力していただいた東海大学サッカー部さまと大津高等学校サッカー部さまに感謝です。

○2回戦 熊本県 3-0 鳥取県
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【監督コメント】
 1回戦に近いゲーム展開でした。鳥取県代表は、ボールを奪うや否や前線にロングボールを入れるスタイルで、守備の準備が遅れる展開からスタートしました。一度は背後をとられ、ひやりとするシーンもありました。カウンターを仕掛ける選手が高知県代表には多く、対応に苦慮しました。ボールの出所を抑えるために、浮き球に厳しくいくこと、ヘディングの競り合いに行くこととセカンドボールを保持に行くことを意識させ、1回戦同様サイド攻撃を中心にすることを整理して後半戦に臨みました。右サイドの川内の突破から何度もチャンスを生み出します。あとはゴールネットを揺さぶるだけの展開になり、コーナーキックから平井がドリブルで切り込み先制点。次いで再び平井がDFを抑えながらこの試合2得点目のとなる追加点を取りました。選手を入れ替えながらの時間帯でもコーナーキックを井本が折り返し、禿が押し込み3点目をとりました。
 非常にタフなゲームを勝ち切ったことは、大きな成果でした。同時にかなり身体的なバトル(コンタクト)の時間が多く、選手の疲労が蓄積されるゲーム展開でした。

○準々決勝 熊本県 0-2 愛媛県
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【監督コメント】
 選手の疲労と、ケガの影響から、スタートメンバーを少し変更して臨んだゲーム。これまでの2試合とは全く違った、ボールの握りあいのゲーム展開でした。相手は2試合目、我々は3試合目ということで疲労の蓄積度も感じられる入りとなりました。相手のパスとコントロール、OFFのアクションとかかわりの質の高さを感じました。逆に、「プレーの質と戦術的な戦い」だとミーティングで確認して入ったにもかかわらず、「質」にこだわったプレーができない状況でした。若干コントロールがずれることでトーキックやアウトサイドを多く使う状況で、ボールを失うケースも多くありました。これには疲労が大きく影響していると感じています。
 そんな前半、相手左サイドからのクロスに、DF人がクリアするもうまく攻撃を断ち切ることができずに、混戦の中相手に押し込まれて失点しました。今大会初めての失点が、相手の先制点となりました。
メンバーを少し入れ替えながら得点を狙いました。途中出場の永松からのスルーパスに松岡がドンピシャの反応を見せ抜け出しましたが、相手GKのファウルにより、PKを獲得しました。残念ながらPKを得点につなげることができず愛媛県代表リードのまま後半に入りました。
  後半立ち上がり、ゴールから40mの相手のフリーキックが風の影響で直接ゴールとなり2失点目。我々の攻撃陣も相手チームを上回るシュートを放つも、得点が奪えずそのままゲームが終了しました。選手は全力で戦い、持っている力を見せてくれましたが、監督の采配が至らないゲームでした。
 久しぶりのベスト4以上の可能性を目の当たりにし、勝利を目指した選手たちは本当に素晴らしかったです。選手たちの頑張りに感謝するとともに、彼らの今後の活躍に期待します。
 また、これまで多くのご声援とサポートをいただいたすべての方々、トレーニングマッチや選手派遣を含め、たくさんのお力添えをいただいたすべてのチーム関係者の方々に感謝を申し上げます。ありがとうございました。


開催案内

開催期間 2025年10月3日(金)~7日(火)
競技会場 少年男子:野洲川歴史公園サッカー場(ビッグレイク)A・B・C/甲賀市水口スポーツの森陸上競技場
組合せ

少年男子
1回戦 【5】10/3(金)14:00 高知県 @ビッグレイクA
2回戦 【14】10/4(土)14:00 鳥取県-青森県の勝者 @ビッグレイクA
準々決勝 【19】10/5(日)13:00 愛媛県-京都府の勝者 @甲賀水口
準決勝 【22】10/6(月)13:00 @ビッグレイクC
3位決定戦 【23】10/7(火)11:00 @ビッグレイクC
決勝 【24】10/7(火)13:30 @ビッグレイクC

関連ファイル

(外部サイト)JFAウェブサイト記事-第79回国民スポーツ大会(サッカー競技)

結果 結果(JFAウェブサイトから転載)
少年男子(トーナメント方式)
1回戦 熊本県 2-0 高知県
2回戦 熊本県 3-0 鳥取県11
準々決勝 熊本県 0-2 愛媛県
※5位

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