【報告】2018 GKクリニック
本年度も熊本コース・宇城コースの2コースを行い、より多くの地域の子ども達に参加してもらえるよう開催していきます。参加希望の方は下記フォームからお申込みください。
GKクリニック申込みについて
「コメント」
シュートストップのテーマで行った。アップは、20×20mのグリッド内でトレーニングした。コーディネーションの後、ハンドパスを行った。その中では、基本姿勢にポイントをおいて指導した。基本姿勢で、膝が十分曲がっていない。手の位置が低すぎるという選手が目についた。また、相手との距離によって構えの低さが変わることも指導した。グラウンダーのキャッチになるとどうしてもキャッチングポイントが身体に近くなる選手が多く、その修正を図った。トレ1では、実際にゴールに入った時に基本姿勢がとれているかとポジショニングについて指導した。静止球の時には正しいポジションがとれていても、シューターがボールを動かすとGKも動きすぎてポジションがずれる選手が多くみられたので、そこを修正した。トレ2とゲームでは、GKからのFPに対するコーチングと構えるタイミングにポイントをおいて指導した。FPにはっきり伝わる声の大きさ、言葉でコーチングすること。またそのタイミングを指導した。ゲームになるとどうしても構えるタイミングが遅れてしまう場面がみられたので、そこはフリーズして修正した。選手には、各チームでのトレーニングやゲームの際にもポイントを意識してゴールマウスに立ち、次回、成長した姿をみせてほしい。
日時:2月14日(木) 19時30分~21時00分
会場:宇城市立ふれあいスポーツセンター
選手:19名(U-15・4名 U-12・15名)
指導者:5名 南弘一、墨屋孝、澤井元秀、原利洋、鐘ヶ江康裕
「メニュー」
W-UP (U-12、U-15合同) 鬼ごっこ、コーディネーション
TR1 U-12:ステッピング、キャッチング U-15:アングルプレー
GM U-12:ゲーム U-15:2対1+GK
「コメント」
今回は、小学生だけでなく、中学生も参加しました。 全体の指導を原コーチが行い、ウォーミングアップは鬼ごっこから始まりました。中学生の速いスピードになんとか逃げようと、小学生はいつも以上に予測、判断、逃げる場所やタイミング、ステップワークを意識して取り組んでいました。その後、ボールを使ったコーディネーションで、左右の手や足でのボール感覚や空間認知にも働きかけました。遊びの中で身体の使い方や危険を感じる能力、自分が思ったとおりにボールを操作できることを目指し、試行錯誤しながら楽しんでいる姿がありました。
そこから小学生、中学生に分かれてトレーニングを行いました。 中学生を担当したのは、鐘ヶ江コーチです。TR1のアングルプレーでは、GKがシュートに対して正しいポジショニングをとるための方法、そしてそれをいつまでに、どの移動方法を使って準備するかを、丁寧に、そして細かなところまで意識することにこだわるための指導がされていました。選手たちは、自分の意識と実際の動きのズレを確認することができ、今後の成長につながる材料を持ち帰れたと思います。小学生を担当したのは、原コーチと澤井コーチです。テーマは、ステッピングとシュートに対する準備です。選手は様々な移動方法を体験し、シュートが来るときにはしっかり構えきれること、そして、いつでも、どこへでも動き出せる準備ができていることを目指しました。最初は、上半身と下半身が上手く連動できず、移動のスピードが遅れてしまったり、シュートに構えてもバランスを崩していましたが、担当したコーチからアドバイスを貰うことで、次第に安定した姿勢で素早い移動からシュートに対応できるようになっていました。
ゴールを守るためには、GKの基本である状況把握、ステッピング、ポジショニング、シュートに対する構えなど、1つずつ積み上げることが重要です。そして、試合の中で、そのテクニックをどの状況で、どのように判断して使うことができるのかで効果的なプレーになるのかが決まります。今日取り組んだことを、日常の所属チームでもトライし、さらなる成長につなげてほしいと思います。
本日は熊本県GKプロジェクトチーフの南コーチにも来ていただき、選手を視察していただきました。この場をお借りして感謝を申し上げます。2018年度の宇城GKクリニックも次回が最終回です。多くの選手の参加をお待ちしています。
「コメント」
U-15は「パス&サポート」をテーマとして行った。W-upでは、まず、コーディネーションを行い、その後、パスとキャッチの組み合わせでのグリッドトレーニングを行った。Tr1では、グリッドの中で「4対1」を行った。1人は、手も使い、GKプレーで4人からボールを奪うというルールで行った。Tr2では、1つのゴールをGKが守り、そこにコーチがシュートし、それをキャッチしたGKが2人のFPにつないでラインゴールを目指す。2人の相手選手は、ボールを奪えたらシュートを狙うというトレーニングを行った。最後は、4対4+GKのゲームを行った。GKが積極的にボールを受けて繋げようとする場面がみられた。U-12では、様々な基本的なトレーニングを行ったあとに、ブレイクアウェイの際の基本技術となる「フロントダイビング」のトレーニングを行った。基本的なフォームを指導したあとは、ゴールに入り、2つのうちのコーチが走り込んだ方の静止球にフロントダイビングをするというトレーニングを行った。最後の3対3のゲームでは、フロントダイビングを使ってブレイクアウェイをするような場面もみられ、トレーニングの成果が現れていた。
「コメント」
今回は基本に戻って、良いポジション、素早い移動、基本姿勢、プレーの方向について意識してトレーニングを行いました。TR1では、中央→左→右(中央→右→左)の順に3点からシュートストップを行いました。中央からのシュートに対して構える位置(ポジションの高さ)を特に注意し、その後左右に移動する際には最短距離で素早く移動して良い状態で構えることを意識してトレーニングすることができました。TR2では、中央→左、中央→右、右→左、左→右の順にボールを移動させ、コントールしてシュートへの対応をしました。良いポジションを取ること、移動時のより良いステップ、移動後の構え、プレーの方向を意識しました。GMでは、自陣にGK+2FP、相手陣地にFP2のセパレートで、攻撃時のみ自陣にいるFPの1人が相手陣地に入ることができるルールで行いました。コート大きさがペナルティーエリア2つ分のコートで行いましたので、特にGKは常にアラートな状態でプレーを行うことが必要でした。自陣にボールがある時には良いポジションを取ることができ、シュートに対してプレーの方向を意識してチャレンジできる選手が多く見られましたが、相手GKがボール保持している時に良いポジションを取ることができていないことがありました。また、FPとコミュニケーションを取りながらゴールを守ることができるようになるとさらに失点することが減るのではないかと思います。
会場:宇城市立ふれあいスポーツセンター
選手:U-12・13名
指導者:3名 墨屋孝、澤井元秀、原利洋
「コメント」
TR1では、キッカーはペナルティーマークから正面にボールを蹴り、GKはしっかり正面キャッチできるように基本姿勢を意識してトレーニングを行いました。特にボールをキャッチするときに上体が後ろに仰け反らないように意識して行いました。 GMでは、ダブルボックスの狭いコートでシュートゲームのような形で行いました。相手GKがボールを保持している状況でもシュートが来る可能性があるので、常に自チームに対してコーチングを行いながらも、GK自身も常に良いポジションを取り続ける状態でゲームを行うことができまし
日時:12月13日(木) 19時30分~21時00分
会場:宇城市立ふれあいスポーツセンター
選手:U-12・13名
指導者:2名 墨屋孝、原利洋
「メニュー」
W-UP コーディネーション
TR1 1vs1での 守備の基本(サッカー選手として)
TR2 ブロッキング、フロントダイビング
TR3 シュートへの対応
GM ゲーム(スタートポジション、味方との連携)
「コメント」
今回のテーマは、GKがゲームで関わり続ける中で、ゴールを守るためにどんなテクニックを発揮することが効果的かについて行いました。まず、GKがペナルティーエリアを飛び出してボールを奪うには、フィールドプレイヤーとして対応しなければなりません。そのためTR1では、サッカー選手としての守備の基本を確認しました。そしてTR2、TR3では、相手との間合いに応じてどんなテクニックを使うのか、基本のフォームから確認しました。最後のゲームでは、ボールが遠くても常にボール状況、味方DFラインをGKが把握しておき、スタートポジションと正しい開始姿勢から、出るか出ないかを判断してプレーしていました。特に、相手の攻撃を制限した状況だとGKが把握できていれば、その場面で使うテクニックが整理され、判断も明確に、そして素早くできるようになります。
次回は1月。各自が新年の目標を設定し、何を身につけるためにGKクリニックに挑むのか、今年のうちに自分自身を振り返っておいて下さい。
会場:熊本県民総合運動公園スポーツ広場
選手:49名(U-15・16名 U-12・33名)
指導者:2名 南弘一、鐘ヶ江康裕
「メニュー」
W-up 対面パス、スクエアーパス
(キック、アンダーアームスローでグラウンダー → ライナー) Tr1 グリッド4対2
Tr2 2GK+2対2
GM 4対4+GK
「コメント」
U-12、U-15ともに「パス&サポート」をテーマとして行った。W-upでは、まずは、対面パスを行い、インサイドキックとインサイドでのコントロールのポイントを確認した。その後、片側は、フィールドプレイヤーのイメージで「足でコントロールして足でパス」。反対側は、GKのイメージで「手でキャッチしてからアンダーアームスロー」で行った。次に、ライナー性のボールに変えて、GK側は、構えとキャッチングを意識させた。Tr1では、グリッドの中で「4対2」を行った。はじめは、「通常通りに足だけで」。次は「足と手を交互に」などとルールを変えていき、GKのテクニックを使いながら、サポートの仕方なども身につくように工夫した。Tr2では、ゴールを向かい合わせにセットして、それぞれのゴールにGKを配置。両サイドにGKの味方選手。中央に2人のDFという形の4対2を行った。中央の2人がボールを奪ったら、両ゴールのどちらにもシュートできる。GKに対しては、ボール移動中に中の状況を観ておくこと。優先順位を考えて判断することを指導した。最後は、4対4+GKのゲームを行った。GKが積極的にボールを受けて繋げようとする場面がみられた。現代GKの足下の技術の重要性を考え、日頃のトレーニングやゲームの中でもミスを恐れずに積極的にサポートしてボールを受けて欲しいものである。
「コメント」
パス&サポートのテーマで行った。ウォーミングアップは、4人組でキックドリルを行った。25~30m間をあけて5mの正方形グリッドを作り、2人ずつそこに入る。相手のグリッドへボールが落ちるようにキックする。一人がボールを受けて、一人がグリッドから出る。ボールコントロールしたら、前方にパスして、リターンを受けたら逆サイドのグリッドを狙ってキックするというドリルを行った。しっかりと踏み込んでキックするように指導した。TR1では、両側にゴールを設置し、ゴール前にGKとして入る中で、シュートストップからボールを転がしてフィールドプレーにしてロングフィード。シューターに当てて落としたボールをロングフィードというトレーニングを行った。シュートストップのあとのプレーをすばやく行うことを意識させた。Tr2では、3対2+GKを行った。両サイドにゴールを設置して、交互に攻撃する形で行った。ただし、3人のうち両サイドの二人は1stプレーを出来るエリアを限定し、DFからのプレッシャーがかかりやすいようにしてGKへのバックパスの場面が出るようにした。次に、トップにボールが入るかGKにパスが入ったら、3人目のDFが入るようにした。GKは、しっかりとボールの移動中に周りを観て、確実につなげるように指導した。DFにパスした後の距離と角度の取り方を指導した。日頃の自チームでのゲームでも積極的に見方をサポートしてパスを出して欲しい。
会場:宇城市立ふれあいスポーツセンター
選手:U-12・12名
指導者:2名 墨屋孝、原利洋
「メニュー」
W-UP コーディネーション
TR1.2 ブロッキング、ローリングダウン・フロントダイビング
TR3 相手との間合いに応じた1対1のテクニック
GM シュート対決
「コメント」
今回のテーマは、1対1のテクニック。相手との間合いによって、シュート対応なのか、寄せながらフロントダイビングで奪うのか、更に寄せてブロッキングを使うのか判断することを要求しました。 W-UPでは、ボールを手で扱いながら色々な動きを取り入れ、コーディネーションだけでなく、体の体重をしっかり支える動きも取り入れました。 TR1、2では、パス回しに対して、GKが奪いに行くチャンスが多くなる内容でした。はじめは、なんでもかんでもボールに寄せる傾向にありましたが、テクニックを積み上げるに連れて、いつ、どの間合いまで寄せるのか。どのテクニックを使うのかを判断しながらプレーできるようになり、何度も相手からボールを奪う場面を増やすことができました。TR3では、1対1の状況において、相手との間合いを目印で把握しながら状況に応じたテクニックを積み上げました。パススピードや相手の動きを観ながら予測して対応することも加わるため、判断の難易度は上がりましたが、積極的にトライを重ねるうちに間合いの感覚がつかめてきたと感じました。TR4では、シュート対決を通して今日の総復習を行いました。良かった点は、GKがまず、相手のシュートに対して準備していたこと、次に相手のコントロールやドリブルに対して奪うチャンスを狙いながら駆け引きしていたことが印象に残りました。しかし、勇気を持って奪いにいく姿も多く見られた反面、判断の正確さや安全面に課題が残りました。日々の所属チームでのトライ&エラーを通して、状況に応じた正確な判断が発揮できることを期待しています。
会場:熊本県民総合運動公園スポーツ広場
選手:49名(U-15・20名 U-12・29名)
指導者:5名 南弘一、鐘ヶ江康裕、黒木翔平
宮本朋樹、村上明
「メニュー」
W-up ボールを使ったコーディネーション(基本姿勢、キャッチング、ローリングダウン)
Tr1 U-12:対面キャッチ、ローリングダウン
U-15;ローリングダウン、フロントダイビング、ブロッキング
Tr2 U-12:アングルプレー
U-15:1対GK、1対1+GK(ゴール前)
GM U-12:4対4+GK
U-15:4対4+2フリーマン+GK
「コメント」
U-12は、シュートストップ。U-15は、前回に引き続きブレイクアウェイのテーマで行った。ウォーミングアップは、グリッドに入り、ボールを使ったコーディネーション、ハンドパスによるキャッチング、基本姿勢の確認、キックに対するキャッチング、ローリングダウン(浮き球、グラウンダー)という流れで行った。Tr1からは、U-12と15で分かれて行った。U-12では対面でキャッチングをしたあとにローリングダウンを段階的に指導した。U-15では、2人組でローリングダウンをした後に、フロントダイビングかブロッキングを使うかの判断を入れたトレーニングを行った。Tr2では、U-12では、アングルプレーを行い、U-15ではゴール前のトレーニングを行った。DFを一人入れたところ判断が消極的になる場面が多くみられた。ゲームは、どちらも4対4+GKだが、U-15では、ゴール前にスルーパスを通し易いようにコーチがフリーマンとして加わった。これにより、ゴール前でのGKとの1対1の場面が多くみられるゲームになった。そこでは、チャレンジしてフロントダイビングか、ステイしてブロッキングなどを使ってのシュートストップなのかの判断に高まりがみられた。しかし、DFへのコーチングや連携では、多くの課題がみられ、引き続き指導していきたい。
会場:熊本県民総合運動公園スポーツ広場
選手:U-15・20名
指導者:2名 南弘一、鐘ヶ江康裕
「メニュー」
W-UP グリッドトレーニング
基本姿勢、キャッチング、ローリングダウン
TR1 フロントダイビング
TR2 ゴール前1対1
GM 4対4+GK
「コメント」
ブレイクアウェイのテーマで行った。ウォーミングアップは、グリッドに入り、個人でステッピングなどの身体ほぐし、ハンドパスによるキャッチング、基本姿勢の確認、キックに対するキャッチング、ローリングダウン(浮き球、グラウンダー)という流れで行った。ハンドパスでは、毎回しっかりと基本姿勢をとること。キックでは、実際のシュートをイメージしたキックをすること。ローリングダウンでは、正しい捕球姿勢とすばやい立ち上がりをポイントとして指導した。トレ1では、フロントダイビングを静止球、動くボールという流れで対面2人組で行った。ボールに近い足で踏み切ることが出来ず、スライディングのような形のフロントダイビングをする選手が多かったので、出来ていない選手には、走り込んでではなく、1歩で踏み込んでのトレーニングを行い、踏切足と間合いを意識させた。Tr2では、ペナ外3mから、スルーパスを出し、GKと1対1の場面を想定して行った。途中でブロッキングの技術を伝えて、「フロントダイビングでボールにチャレンジする」のか「ステイしてブロッキングなどの技術でシュートストップする」のかをしっかりと判断することをポイントに指導した。何となくアプローチして、失点してしまう場面が多々みられたので、自分でしっかりと判断してプレーすることを強調した。ゲームでは、トレーニングを生かしたプレーも数多くみられていた。継続して欲しい。
会場:宇城市立ふれあいスポーツセンター
選手:23名(U-15・3名 U-12・20名
指導者:4名 南弘一、澤井元秀、鐘ヶ江康裕、原利洋
「メニュー」
W-UP ボールを使ったコーディネーション
TR1 基本姿勢の確認、キャッチング(対面)
TR2 U-12:ステッピングからのキャッチング
U-15:1対1でのシュートストップ
GM U-12:3対3+GK
U-15:4対4+GK
「コメント」
シュートストップのテーマでトレーニングを行いました。今回は、中学生にも参加してもらってのトレーニングでしたが、中学生の参加者が3名だったので、小学6年生全員と5年生の希望者1名が中学生と一緒にトレーニングをしました。ウォーミングアップは、全員合同で行い、シュートストップに必要なキャッチングやローリングダウンにつながる動き作りをしました。Tr1では、基本姿勢の確認を行い、対面でオーバーハンドキャッチ、アンダーハンドキャッチの技術を確認しました。中学生グループでは、このような単純なトレーニングの際にも実戦を想定して行うことの重要性を強調しました。Tr2では、小学生グループで「ステッピングからのキャッチング」を行いましたが、大半の選手がステッピングを入れた後には、基本姿勢が崩れてしまうという現象がみられました。常に安定した基本姿勢をとることの重要性を伝えました。どちらのグループもゲームにGKとして入ると「基本姿勢がとれない」「構えるタイミングが遅れる」などの現象がみられました。日頃のトレーニングやゲームの中で「常に基本姿勢がとれるように意識して取り組むこと」の重要性を伝えました。
会場:熊本県民総合運動公園スポーツ広場
選手:47名(U-15・13名 U-12・34名)
指導者:3名 南弘一、中村嘉明、黒木翔平
「メニュー」
W-UP ボールを使ったコーディネーション
TR1 キャッチング・ローリングダウン
TR2 ディフレクティング・3対2+GK
GM 4対4+GK
「コメント」
シュートストップのテーマでトレーニングを行いました。当日は、雨のコンデションだったために、確実なキャッチングとともに「つかむか弾くかの判断」も意識しながらトレーニングしました。Tr1では、キャッチングとローリングダウンのポイントの確認を行いました。基本姿勢をしっかりととった上で、手の位置より上のボールは、オーバーハンドキャッチ。下のボールは、アンダーハンドキャッチを使うことなどを確認しました。Tr2は、U-15はゴール前の3対2+GK。U-12はディフレクティングを行いました。ディフレクティングでは、手のひらを使ってしっかりとボールに対してパワーを与え、意識的に弾き出す技術を伝えました。はじめは、長座の状態で静止したボールに。次は、動いているボール。そして、膝立ちで浮いているボールにと段階的に行うことでU-12の選手にも技術の向上がみられました。しかし、ゲームになると意識的にディフレクティングが使えずファンブルになったシーンもみられたので、日頃の練習で少しずつ取り入れて、実践で意識的に使えるようにしていきたいところです。
会場:宇城市立ふれあいスポーツセンター
選手:U-12 16名
指導者:4名 南弘一、澤井元秀、鐘ヶ江康裕、原利洋
「メニュー」
W-UP ボールを使ったコーディネーション
TR1 キャッチング(ハイボール)
TR2 サイドからのクロスに対するキャチング
「コメント」
キャッチングのテーマでトレーニングを行いました。U-12に対して、クロスボールのキャッチングというのは、少し難易度の高い課題ですが「ハイボールキャッチの基本的なフォームづくり(コーディネーション)」と「ハイボールに対する空間認知」をおもなねらいとしてトレーニングしました。ウォーミングアップでは、様々なボールを使ったコーディネーションを行う中でハイボールのキャッチングにつながる動き作りを行いました。選手達は、楽しく動きながら、スキップの姿勢から、ハイボールキャッチの姿勢を意識することが出来ていました。Tr1では、ウォーミングアップで行った姿勢で実際にハイボールをキャッチ出来ることをねらいとして、手で投げたハイボールのキャッチングを行いました。ここでは、「落下点を見極めてから、スタートを切り、パワーを持って落下地点に入る」ことをポイントとして指導しました。選手達は、徐々に空間認知が出来るようになり、落下点にしっかりと入れるようになりました。Tr2では、ミニゴールを設置して、横からのクロスボール(手投げ)のキャッチングを行いました。ほとんどの選手達が「ハイボールの処理は自信がない。」と言っていたのですが、トレーニング後には「ハイボールが来たら積極的にキャッチしにいきたい。」と応えるように今後、どんどんハイボールのキャッチングにチャレンジしてくれることを期待しています。
「コメント」
TR1では、4人1組でステップを入れてから正面キャッチのトレーニングを行いました。その後、同じ4人組でローリングダウンとフロントダイブのトレーニングを行いました。正面キャッチと同じように前方でボールをキャッチすること、ボールの高さに合わせて体を運ぶことを、さらにフロントダイブについては、ボールに近い方の足で踏み切ること、踏み切る前は細かく足を運んで力強く踏み切ることについて確認をしました。GMでは、次のルールのもと行いました。①ペナルティーエリア内は、味方もしくは相手選手の1名しか入ることはできない。②相手選手(攻撃者)1名がペナルティーエリア内に侵入できるのはフリーマンからのスルーパスのみ。③GKがボールを持った際には、味方プレイヤーが1名ペナルティーエリアに入ることができる。スルーパスを出す人がわかっているので、しっかり狙いをもってボールにチャレンジすることができる選手が多くいました。しかし、狙う際のポジショニングが低くかったり、高すぎたりする選手がいました。適切なポジションから飛び出して行けるように意識して普段のトレーニングを行なってもらえたらと思います
「コメント」
TR1では、3人1組でステップを入れてから正面キャッチのトレーニングを行いました。その後、同じ3人組でパンチングとクロスボールのトレーニングを行いました。キャッチと同じように前でボールをキャッチすること、出来るだけ肘が伸びすぎない高い位置でキャッチすると、膝のプロテクトを出す方向、足の運び方、着地の仕方について確認をしました。 GMでは、攻撃2人、守備2人に分かれて行いました。また、サイドの4人のフリーマンはボールを受けたらスローでクロスを上げられるルールで行いました。練習とは違い、前に味方や相手がいる状況になったので、積極的にボールに対してチャレンジするのが難しかったと思います。クロスボールに慣れるためにも日々のトレーニングで行なってもらえたらと思います。
会場:宇城市立ふれあいスポーツセンター
選手:U-12 16名
指導者:3名 墨屋孝、原利洋、澤井元秀
「メニュー」
W-UP パス&キャッチング(前回復習)
TR1 ローリングダウン・ダイビング
TR2 フロントダイビング
TR3 ゴール前の1対GK
「コメント」
今回のテーマは、ローリングダウンとダイビングです。これは、GKがボールの正面に身体を運ぶことが出来ないときに使うテクニックです。特に気をつけたいポイントは、シュートを打たれる前の良い準備、正しい初動とプレーの方向、安全確実なプレーと着地です。GKがゴールを守るために正確なフォームを身に付けることで、恐怖心や怪我などを未然に防ぐことも重要です。 W-UPでは、前回の復習として、動きながらのパス&キャッチングを行いました。スローイング、キャッチングを動きながら正確にプレーする意識が向上している選手が多く見られました。しかし、依然としてテクニックの左右差があるため、日常から利き手、利き足だけでなく左右バランスよくプレーすることが必要なことを伝えました。TR1では、ローリングダウンとダイビングの繋がりを確認しながら段階的に積み上げました。あくまでも倒れることが目的ではなく、ボールを1回で奪うための身体の使い方、そしてシュートされたボールが更に遠くなった時にはダイビングに繋げることできることを体験しました。TR2では、ローリングダウン、ダイビングのテクニックを生かして、フロントダイビングの導入を行いました。TR3は、ゴール前での1対GKです。まず、相手FWがドリブル突破の際にコントロールが大きくなった状況では、GKはどのように奪うのか、状況に応じた開始姿勢も含めて行いました。次に、相手FWがシュートを選択した時の対応も行いました。相手のボール保持状況に応じて、GKの準備が変わることをゲーム感覚で体験できたと思います。ゴールを守りながらも、相手がシュートに至る前にボールを奪うことの大切さ、そのための状況把握と狙いをもった準備にこだわる意識が高まったので、今後も継続して欲しいと思います。次回のGKクリニックは9月の開催です。夏休みは、選手たちが多くの挑戦をする中で失敗しても何度も立ち上がり、心も強く成長した姿で再会できることを楽しみにしています。
「コメント」
TR1では、3人1組でステップを入れてから正面キャッチのトレーニングを行いました。移動する際に距離に応じて、サイドステップで移動するかクロスステップで移動するか判断して行いました。また、移動する際にどこを見て移動して、移動後のポジショニングの決定の仕方についても考えて行いました。TR2のアングルプレーでは、①中央②右側③左側、①中央②左側③右側の順にシュートを打ちました。今回は、TR1で意識したように、ステップするときの移動方法と、移動の際の目線について意識して行いました。GMでは、FPは積極的にシュートを狙うこと、GKはボールに対して素早く移動できるように意識し、ボールとゴールの中心を結んだ線上に常に立つことを意識して行いました。ボールが遠くにあるときに、正しいポジションが取れない選手が多くいました。常に意識して良いポジションが取れるようにトレーニングを行ってください。
「コメント」
第3木曜日のGKクリニックは中高生年へのトレーニングを行いました。今回はボールを奪うための構えとローリングダウンについてのトレーニングを実施しました。TR1では、3人1組で①オーバー②アンダー③グラウンダーの正面キャッチと①浮き玉②グラウンダーのローリングダウンを行いました。前に3mほど出てきて、構えてキャッチをするトレーニングで、構えて、キャッチするまでの間で後ろに重心がいかないよう心がけました。TR2のアングルプレーでは、①中央②右側③左側から順番にシュートを打ちました。今回は、TR1で意識したように、移動後の重心の位置を前にすること、それからボールとゴールを結んだ線上、さらにシュートコースを狭めるためにポジショニングの高さにも意識をして行いました。GMでは、FPは積極的にシュートを狙うこと、GKはボールに対して正対し、ポジショニングを意識して構えてトレーニングを行いました。最後は中体連前ということもあったので、PK戦のトレーニングについても行いました。ルールも厳しくなったので、どのようにボールに対してチャレンジすると良いかみんなでしっかり考えることができました。
会場:宇城市立ふれあいスポーツセンター
選手:U-12 11名
指導者:3名 墨屋孝、南弘一、原利洋
「メニュー」
W-UP コーディネーション
TR1.2 動きながらのテクニック1.2
TR3 基本姿勢とキャッチング
TR4 シュート対決
「コメント」
今年度も熊本県サッカー協会のご協力で、宇城GKクリニックが開催できたことを嬉しく思います。今回のテーマは、色々な動きを通して運動能力を高めること、そしてGK固有のテクニックの中でも、スローイング、基本姿勢、キャッチングを行いました。 W-UPでは、ボールを手で扱いながら色々な動きに挑戦しました。また、柔軟性を高める動きも取り組みましたが、体が固い選手が多いと感じました。バスケットドリブルをしながらのボール出しゲームでは、手でボールを扱いながら仲間の動きを観て、奪うチャンスがいつなのか判断することを要求しました。 TR1では、動きながらのパス&キャッチングを行いました。アンダーアームスローイングの基本テクニックを学び、パスの質が向上していくとキャッチングのテクニックも必要です。アンダーハンドキャッチングの手の形、ボールを捉える位置と姿勢、ボールを奪うと同時に攻撃への準備を始めるように要求しました。 TR2では、オーバーアームスローイング、バウンドしたボールのキャッチングです。オーバーアームスローイングでは、体の回転を使いながら、全身で投げることで力強いパスが出せるようになりました。バウンドしたボールのキャッチングでは、捉える位置も良くなり、腕を閉じるタイミングも向上できたので1回で確実に奪う選手が多く見られました。TR3では、基本姿勢とオーバーハンドキャッチを行いました。ただ構えるだけでなく、いつでも、何処へでも動ける構えとタイミングを探し、1回でボールを奪うためのテクニックをゲーム感覚で体験できたと思います。TR4では、シュート対決を通して、今日の総復習を行いました。相手のドリブルからのシュートに対して、良い基本姿勢とタイミングから素早く動き出せていました。できるだけ倒れず、足を運んでボールのコースに体を運ぶ場面が観られたこと、そのプレーにこだわる意識が高まったので、今後も継続して欲しいと思います。次回は、ステッピングとローリングダウン、ダイビングです。今回は熊本市や天草市からも参加してくれました。1ヶ月後の成長した姿を、ぜひ見せてほしいです。
「コメント」
今年度初めてのGKクリニックということで、中学生年代では、正面のキャッチを意識したトレーニングを行いました。TR1では、条件付きのボール回しを行いました。ボールを動かすエリアを①腰より上、頭より下の範囲、②膝より上、腰より下の範囲、③グラウンダーのパスのみ。という設定にし、ボール状況に応じて姿勢の高さが変わることを意識しながら行いました。TR2では、①手投げ②持ち蹴り③ボールを置いてシュートの3パターンで正面キャッチを行いました。特に、ボールをキャッチする前の姿勢、構えるタイミングとボールキャッチする際に前でボールをキャッチすること、上体を仰け反らせないことを意識しながら行いました。GMでは、FPは積極的にシュートを狙うこと、GKはボールに対して正対して構えることを意識して行いました。みんなで声をかけながら楽しくも真剣にトレーニングに取り組めたことがとてもよかったと思います。今年度も多くのGKに参加していただけたらと思います。
【熊本】第15回 シュートストップ
日時:2月12日(木)19時00分~21時00分 会場:熊本県民総合運動公園スポーツ広場 選手:10名(U-15) 指導者:5名 南弘一、鐘ヶ江康裕、宮本朋樹 |
「メニュー」 W-up グリッドトレーニング(20m*20m) コーディネーション ドリブル&パス ハンドパス オーバーハンド、アンダーハンド、グラウンダー・ローリングダウン Tr1 アングルプレー:静止球→持ち出して Tr2 2対1+GK GM 3対3+GK |
「コメント」
シュートストップのテーマで行った。アップは、20×20mのグリッド内でトレーニングした。コーディネーションの後、ハンドパスを行った。その中では、基本姿勢にポイントをおいて指導した。基本姿勢で、膝が十分曲がっていない。手の位置が低すぎるという選手が目についた。また、相手との距離によって構えの低さが変わることも指導した。グラウンダーのキャッチになるとどうしてもキャッチングポイントが身体に近くなる選手が多く、その修正を図った。トレ1では、実際にゴールに入った時に基本姿勢がとれているかとポジショニングについて指導した。静止球の時には正しいポジションがとれていても、シューターがボールを動かすとGKも動きすぎてポジションがずれる選手が多くみられたので、そこを修正した。トレ2とゲームでは、GKからのFPに対するコーチングと構えるタイミングにポイントをおいて指導した。FPにはっきり伝わる声の大きさ、言葉でコーチングすること。またそのタイミングを指導した。ゲームになるとどうしても構えるタイミングが遅れてしまう場面がみられたので、そこはフリーズして修正した。選手には、各チームでのトレーニングやゲームの際にもポイントを意識してゴールマウスに立ち、次回、成長した姿をみせてほしい。
【宇城】第8回
日時:2月14日(木) 19時30分~21時00分
会場:宇城市立ふれあいスポーツセンター
選手:19名(U-15・4名 U-12・15名)
指導者:5名 南弘一、墨屋孝、澤井元秀、原利洋、鐘ヶ江康裕
「メニュー」
W-UP (U-12、U-15合同) 鬼ごっこ、コーディネーション
TR1 U-12:ステッピング、キャッチング U-15:アングルプレー
GM U-12:ゲーム U-15:2対1+GK
「コメント」
今回は、小学生だけでなく、中学生も参加しました。 全体の指導を原コーチが行い、ウォーミングアップは鬼ごっこから始まりました。中学生の速いスピードになんとか逃げようと、小学生はいつも以上に予測、判断、逃げる場所やタイミング、ステップワークを意識して取り組んでいました。その後、ボールを使ったコーディネーションで、左右の手や足でのボール感覚や空間認知にも働きかけました。遊びの中で身体の使い方や危険を感じる能力、自分が思ったとおりにボールを操作できることを目指し、試行錯誤しながら楽しんでいる姿がありました。
そこから小学生、中学生に分かれてトレーニングを行いました。 中学生を担当したのは、鐘ヶ江コーチです。TR1のアングルプレーでは、GKがシュートに対して正しいポジショニングをとるための方法、そしてそれをいつまでに、どの移動方法を使って準備するかを、丁寧に、そして細かなところまで意識することにこだわるための指導がされていました。選手たちは、自分の意識と実際の動きのズレを確認することができ、今後の成長につながる材料を持ち帰れたと思います。小学生を担当したのは、原コーチと澤井コーチです。テーマは、ステッピングとシュートに対する準備です。選手は様々な移動方法を体験し、シュートが来るときにはしっかり構えきれること、そして、いつでも、どこへでも動き出せる準備ができていることを目指しました。最初は、上半身と下半身が上手く連動できず、移動のスピードが遅れてしまったり、シュートに構えてもバランスを崩していましたが、担当したコーチからアドバイスを貰うことで、次第に安定した姿勢で素早い移動からシュートに対応できるようになっていました。
ゴールを守るためには、GKの基本である状況把握、ステッピング、ポジショニング、シュートに対する構えなど、1つずつ積み上げることが重要です。そして、試合の中で、そのテクニックをどの状況で、どのように判断して使うことができるのかで効果的なプレーになるのかが決まります。今日取り組んだことを、日常の所属チームでもトライし、さらなる成長につなげてほしいと思います。
本日は熊本県GKプロジェクトチーフの南コーチにも来ていただき、選手を視察していただきました。この場をお借りして感謝を申し上げます。2018年度の宇城GKクリニックも次回が最終回です。多くの選手の参加をお待ちしています。
【熊本】第14回 パス&サポート(U-15)・ブレイクアウェイ(U-12)
日時:2月7日(木)19時00分~21時00分 会場:熊本県民総合運動公園スポーツ広場 選手:25名(U-15・10名 U-12・15名) 指導者:5名 南弘一、中村嘉明、村上明 黒木翔平、鐘ヶ江康裕 |
「メニュー」 W-up コーディネーション U-15:パス&キャッチ U-12:対面スローイング Tr1 U-15:グリッドで4対1 U-12:基本姿勢とキャッチング Tr2 U-15:1GK+2対2 U-12:フロントダイビング GM U-15:4対4+GK U-12:3対3+GK |
「コメント」
U-15は「パス&サポート」をテーマとして行った。W-upでは、まず、コーディネーションを行い、その後、パスとキャッチの組み合わせでのグリッドトレーニングを行った。Tr1では、グリッドの中で「4対1」を行った。1人は、手も使い、GKプレーで4人からボールを奪うというルールで行った。Tr2では、1つのゴールをGKが守り、そこにコーチがシュートし、それをキャッチしたGKが2人のFPにつないでラインゴールを目指す。2人の相手選手は、ボールを奪えたらシュートを狙うというトレーニングを行った。最後は、4対4+GKのゲームを行った。GKが積極的にボールを受けて繋げようとする場面がみられた。U-12では、様々な基本的なトレーニングを行ったあとに、ブレイクアウェイの際の基本技術となる「フロントダイビング」のトレーニングを行った。基本的なフォームを指導したあとは、ゴールに入り、2つのうちのコーチが走り込んだ方の静止球にフロントダイビングをするというトレーニングを行った。最後の3対3のゲームでは、フロントダイビングを使ってブレイクアウェイをするような場面もみられ、トレーニングの成果が現れていた。
【熊本】第13回 基本
日時:1月17日(木) 19時00分~21時00分 会場:熊本県民総合運動公園スポーツ広場 選手:39名(U-15・13名 U-12・26名) 指導者:5名 中村嘉明、村上明、黒木翔平 宮本朋樹、鐘ヶ江康裕 |
「メニュー:カテゴリー(中学生)」 W-UP 正面キャッチ、ローリングダウン TR1 アングルプレー① TR1 アングルプレー② GM 4対4+2GK |
「コメント」
今回は基本に戻って、良いポジション、素早い移動、基本姿勢、プレーの方向について意識してトレーニングを行いました。TR1では、中央→左→右(中央→右→左)の順に3点からシュートストップを行いました。中央からのシュートに対して構える位置(ポジションの高さ)を特に注意し、その後左右に移動する際には最短距離で素早く移動して良い状態で構えることを意識してトレーニングすることができました。TR2では、中央→左、中央→右、右→左、左→右の順にボールを移動させ、コントールしてシュートへの対応をしました。良いポジションを取ること、移動時のより良いステップ、移動後の構え、プレーの方向を意識しました。GMでは、自陣にGK+2FP、相手陣地にFP2のセパレートで、攻撃時のみ自陣にいるFPの1人が相手陣地に入ることができるルールで行いました。コート大きさがペナルティーエリア2つ分のコートで行いましたので、特にGKは常にアラートな状態でプレーを行うことが必要でした。自陣にボールがある時には良いポジションを取ることができ、シュートに対してプレーの方向を意識してチャレンジできる選手が多く見られましたが、相手GKがボール保持している時に良いポジションを取ることができていないことがありました。また、FPとコミュニケーションを取りながらゴールを守ることができるようになるとさらに失点することが減るのではないかと思います。
【宇城】第7回
日時:1月10日(木) 19時30分~21時00分会場:宇城市立ふれあいスポーツセンター
選手:U-12・13名
指導者:3名 墨屋孝、澤井元秀、原利洋
【熊本】第12回
日時:12月20日(木) 19時00分~21時00分 会場:熊本県民総合運動公園スポーツ広場 選手:U-15・8名 指導者:2名 黒木翔平、鐘ヶ江康裕 |
「メニュー」 W-up ボールファミリア、対面パス、パントキック Tr1 正面キャッチ、ローリングダウン GM 4対4+2GK |
TR1では、キッカーはペナルティーマークから正面にボールを蹴り、GKはしっかり正面キャッチできるように基本姿勢を意識してトレーニングを行いました。特にボールをキャッチするときに上体が後ろに仰け反らないように意識して行いました。 GMでは、ダブルボックスの狭いコートでシュートゲームのような形で行いました。相手GKがボールを保持している状況でもシュートが来る可能性があるので、常に自チームに対してコーチングを行いながらも、GK自身も常に良いポジションを取り続ける状態でゲームを行うことができまし
【宇城】第6回 ゲームから逆算した1vsGKへの対応
日時:12月13日(木) 19時30分~21時00分
会場:宇城市立ふれあいスポーツセンター
選手:U-12・13名
指導者:2名 墨屋孝、原利洋
「メニュー」
W-UP コーディネーション
TR1 1vs1での 守備の基本(サッカー選手として)
TR2 ブロッキング、フロントダイビング
TR3 シュートへの対応
GM ゲーム(スタートポジション、味方との連携)
「コメント」
今回のテーマは、GKがゲームで関わり続ける中で、ゴールを守るためにどんなテクニックを発揮することが効果的かについて行いました。まず、GKがペナルティーエリアを飛び出してボールを奪うには、フィールドプレイヤーとして対応しなければなりません。そのためTR1では、サッカー選手としての守備の基本を確認しました。そしてTR2、TR3では、相手との間合いに応じてどんなテクニックを使うのか、基本のフォームから確認しました。最後のゲームでは、ボールが遠くても常にボール状況、味方DFラインをGKが把握しておき、スタートポジションと正しい開始姿勢から、出るか出ないかを判断してプレーしていました。特に、相手の攻撃を制限した状況だとGKが把握できていれば、その場面で使うテクニックが整理され、判断も明確に、そして素早くできるようになります。
次回は1月。各自が新年の目標を設定し、何を身につけるためにGKクリニックに挑むのか、今年のうちに自分自身を振り返っておいて下さい。
【熊本】第11回 パス&サポート
日時:12月7日(木) 19時00分~21時00分会場:熊本県民総合運動公園スポーツ広場
選手:49名(U-15・16名 U-12・33名)
指導者:2名 南弘一、鐘ヶ江康裕
「メニュー」
W-up 対面パス、スクエアーパス
(キック、アンダーアームスローでグラウンダー → ライナー) Tr1 グリッド4対2
Tr2 2GK+2対2
GM 4対4+GK
「コメント」
U-12、U-15ともに「パス&サポート」をテーマとして行った。W-upでは、まずは、対面パスを行い、インサイドキックとインサイドでのコントロールのポイントを確認した。その後、片側は、フィールドプレイヤーのイメージで「足でコントロールして足でパス」。反対側は、GKのイメージで「手でキャッチしてからアンダーアームスロー」で行った。次に、ライナー性のボールに変えて、GK側は、構えとキャッチングを意識させた。Tr1では、グリッドの中で「4対2」を行った。はじめは、「通常通りに足だけで」。次は「足と手を交互に」などとルールを変えていき、GKのテクニックを使いながら、サポートの仕方なども身につくように工夫した。Tr2では、ゴールを向かい合わせにセットして、それぞれのゴールにGKを配置。両サイドにGKの味方選手。中央に2人のDFという形の4対2を行った。中央の2人がボールを奪ったら、両ゴールのどちらにもシュートできる。GKに対しては、ボール移動中に中の状況を観ておくこと。優先順位を考えて判断することを指導した。最後は、4対4+GKのゲームを行った。GKが積極的にボールを受けて繋げようとする場面がみられた。現代GKの足下の技術の重要性を考え、日頃のトレーニングやゲームの中でもミスを恐れずに積極的にサポートしてボールを受けて欲しいものである。
【熊本】第10回 パス&サポート
日時:11月15日(木) 19時00分~21時00分 会場:熊本県民総合運動公園スポーツ広場 選手:13名(U-15) 指導者:2名 南弘一、鐘ヶ江康裕 |
「メニュー」 W-UP キックドリル(4人組) TR1 複合ドリル(シュートストップ→ロングフィード) TR2 3対2→3対3 GM 4対4+GK |
パス&サポートのテーマで行った。ウォーミングアップは、4人組でキックドリルを行った。25~30m間をあけて5mの正方形グリッドを作り、2人ずつそこに入る。相手のグリッドへボールが落ちるようにキックする。一人がボールを受けて、一人がグリッドから出る。ボールコントロールしたら、前方にパスして、リターンを受けたら逆サイドのグリッドを狙ってキックするというドリルを行った。しっかりと踏み込んでキックするように指導した。TR1では、両側にゴールを設置し、ゴール前にGKとして入る中で、シュートストップからボールを転がしてフィールドプレーにしてロングフィード。シューターに当てて落としたボールをロングフィードというトレーニングを行った。シュートストップのあとのプレーをすばやく行うことを意識させた。Tr2では、3対2+GKを行った。両サイドにゴールを設置して、交互に攻撃する形で行った。ただし、3人のうち両サイドの二人は1stプレーを出来るエリアを限定し、DFからのプレッシャーがかかりやすいようにしてGKへのバックパスの場面が出るようにした。次に、トップにボールが入るかGKにパスが入ったら、3人目のDFが入るようにした。GKは、しっかりとボールの移動中に周りを観て、確実につなげるように指導した。DFにパスした後の距離と角度の取り方を指導した。日頃の自チームでのゲームでも積極的に見方をサポートしてパスを出して欲しい。
【宇城】第5回 1対1のテクニック
日時:11月8日(木) 19時30分~21時00分会場:宇城市立ふれあいスポーツセンター
選手:U-12・12名
指導者:2名 墨屋孝、原利洋
「メニュー」
W-UP コーディネーション
TR1.2 ブロッキング、ローリングダウン・フロントダイビング
TR3 相手との間合いに応じた1対1のテクニック
GM シュート対決
「コメント」
今回のテーマは、1対1のテクニック。相手との間合いによって、シュート対応なのか、寄せながらフロントダイビングで奪うのか、更に寄せてブロッキングを使うのか判断することを要求しました。 W-UPでは、ボールを手で扱いながら色々な動きを取り入れ、コーディネーションだけでなく、体の体重をしっかり支える動きも取り入れました。 TR1、2では、パス回しに対して、GKが奪いに行くチャンスが多くなる内容でした。はじめは、なんでもかんでもボールに寄せる傾向にありましたが、テクニックを積み上げるに連れて、いつ、どの間合いまで寄せるのか。どのテクニックを使うのかを判断しながらプレーできるようになり、何度も相手からボールを奪う場面を増やすことができました。TR3では、1対1の状況において、相手との間合いを目印で把握しながら状況に応じたテクニックを積み上げました。パススピードや相手の動きを観ながら予測して対応することも加わるため、判断の難易度は上がりましたが、積極的にトライを重ねるうちに間合いの感覚がつかめてきたと感じました。TR4では、シュート対決を通して今日の総復習を行いました。良かった点は、GKがまず、相手のシュートに対して準備していたこと、次に相手のコントロールやドリブルに対して奪うチャンスを狙いながら駆け引きしていたことが印象に残りました。しかし、勇気を持って奪いにいく姿も多く見られた反面、判断の正確さや安全面に課題が残りました。日々の所属チームでのトライ&エラーを通して、状況に応じた正確な判断が発揮できることを期待しています。
【熊本】第9回 シュートストップ・ブレイクアウェイ
日時:11月1日(木) 19時00分~21時00分会場:熊本県民総合運動公園スポーツ広場
選手:49名(U-15・20名 U-12・29名)
指導者:5名 南弘一、鐘ヶ江康裕、黒木翔平
宮本朋樹、村上明
「メニュー」
W-up ボールを使ったコーディネーション(基本姿勢、キャッチング、ローリングダウン)
Tr1 U-12:対面キャッチ、ローリングダウン
U-15;ローリングダウン、フロントダイビング、ブロッキング
Tr2 U-12:アングルプレー
U-15:1対GK、1対1+GK(ゴール前)
GM U-12:4対4+GK
U-15:4対4+2フリーマン+GK
「コメント」
U-12は、シュートストップ。U-15は、前回に引き続きブレイクアウェイのテーマで行った。ウォーミングアップは、グリッドに入り、ボールを使ったコーディネーション、ハンドパスによるキャッチング、基本姿勢の確認、キックに対するキャッチング、ローリングダウン(浮き球、グラウンダー)という流れで行った。Tr1からは、U-12と15で分かれて行った。U-12では対面でキャッチングをしたあとにローリングダウンを段階的に指導した。U-15では、2人組でローリングダウンをした後に、フロントダイビングかブロッキングを使うかの判断を入れたトレーニングを行った。Tr2では、U-12では、アングルプレーを行い、U-15ではゴール前のトレーニングを行った。DFを一人入れたところ判断が消極的になる場面が多くみられた。ゲームは、どちらも4対4+GKだが、U-15では、ゴール前にスルーパスを通し易いようにコーチがフリーマンとして加わった。これにより、ゴール前でのGKとの1対1の場面が多くみられるゲームになった。そこでは、チャレンジしてフロントダイビングか、ステイしてブロッキングなどを使ってのシュートストップなのかの判断に高まりがみられた。しかし、DFへのコーチングや連携では、多くの課題がみられ、引き続き指導していきたい。
【熊本】第8回 ブレイクアウェイ
日時:10月18日(木) 19時00分~21時00分会場:熊本県民総合運動公園スポーツ広場
選手:U-15・20名
指導者:2名 南弘一、鐘ヶ江康裕
「メニュー」
W-UP グリッドトレーニング
基本姿勢、キャッチング、ローリングダウン
TR1 フロントダイビング
TR2 ゴール前1対1
GM 4対4+GK
「コメント」
ブレイクアウェイのテーマで行った。ウォーミングアップは、グリッドに入り、個人でステッピングなどの身体ほぐし、ハンドパスによるキャッチング、基本姿勢の確認、キックに対するキャッチング、ローリングダウン(浮き球、グラウンダー)という流れで行った。ハンドパスでは、毎回しっかりと基本姿勢をとること。キックでは、実際のシュートをイメージしたキックをすること。ローリングダウンでは、正しい捕球姿勢とすばやい立ち上がりをポイントとして指導した。トレ1では、フロントダイビングを静止球、動くボールという流れで対面2人組で行った。ボールに近い足で踏み切ることが出来ず、スライディングのような形のフロントダイビングをする選手が多かったので、出来ていない選手には、走り込んでではなく、1歩で踏み込んでのトレーニングを行い、踏切足と間合いを意識させた。Tr2では、ペナ外3mから、スルーパスを出し、GKと1対1の場面を想定して行った。途中でブロッキングの技術を伝えて、「フロントダイビングでボールにチャレンジする」のか「ステイしてブロッキングなどの技術でシュートストップする」のかをしっかりと判断することをポイントに指導した。何となくアプローチして、失点してしまう場面が多々みられたので、自分でしっかりと判断してプレーすることを強調した。ゲームでは、トレーニングを生かしたプレーも数多くみられていた。継続して欲しい。
【宇城】第4回 シュートストップ
日時:10月11日(木) 19時30分~21時00分会場:宇城市立ふれあいスポーツセンター
選手:23名(U-15・3名 U-12・20名
指導者:4名 南弘一、澤井元秀、鐘ヶ江康裕、原利洋
「メニュー」
W-UP ボールを使ったコーディネーション
TR1 基本姿勢の確認、キャッチング(対面)
TR2 U-12:ステッピングからのキャッチング
U-15:1対1でのシュートストップ
GM U-12:3対3+GK
U-15:4対4+GK
「コメント」
シュートストップのテーマでトレーニングを行いました。今回は、中学生にも参加してもらってのトレーニングでしたが、中学生の参加者が3名だったので、小学6年生全員と5年生の希望者1名が中学生と一緒にトレーニングをしました。ウォーミングアップは、全員合同で行い、シュートストップに必要なキャッチングやローリングダウンにつながる動き作りをしました。Tr1では、基本姿勢の確認を行い、対面でオーバーハンドキャッチ、アンダーハンドキャッチの技術を確認しました。中学生グループでは、このような単純なトレーニングの際にも実戦を想定して行うことの重要性を強調しました。Tr2では、小学生グループで「ステッピングからのキャッチング」を行いましたが、大半の選手がステッピングを入れた後には、基本姿勢が崩れてしまうという現象がみられました。常に安定した基本姿勢をとることの重要性を伝えました。どちらのグループもゲームにGKとして入ると「基本姿勢がとれない」「構えるタイミングが遅れる」などの現象がみられました。日頃のトレーニングやゲームの中で「常に基本姿勢がとれるように意識して取り組むこと」の重要性を伝えました。
【熊本】第7回 シュートストップ
日時:10月4日(木) 19時00分~21時00分会場:熊本県民総合運動公園スポーツ広場
選手:47名(U-15・13名 U-12・34名)
指導者:3名 南弘一、中村嘉明、黒木翔平
「メニュー」
W-UP ボールを使ったコーディネーション
TR1 キャッチング・ローリングダウン
TR2 ディフレクティング・3対2+GK
GM 4対4+GK
「コメント」
シュートストップのテーマでトレーニングを行いました。当日は、雨のコンデションだったために、確実なキャッチングとともに「つかむか弾くかの判断」も意識しながらトレーニングしました。Tr1では、キャッチングとローリングダウンのポイントの確認を行いました。基本姿勢をしっかりととった上で、手の位置より上のボールは、オーバーハンドキャッチ。下のボールは、アンダーハンドキャッチを使うことなどを確認しました。Tr2は、U-15はゴール前の3対2+GK。U-12はディフレクティングを行いました。ディフレクティングでは、手のひらを使ってしっかりとボールに対してパワーを与え、意識的に弾き出す技術を伝えました。はじめは、長座の状態で静止したボールに。次は、動いているボール。そして、膝立ちで浮いているボールにと段階的に行うことでU-12の選手にも技術の向上がみられました。しかし、ゲームになると意識的にディフレクティングが使えずファンブルになったシーンもみられたので、日頃の練習で少しずつ取り入れて、実践で意識的に使えるようにしていきたいところです。
【宇城】第3回 キャッチング
日時:9月13日(木) 19時30分~21時00分会場:宇城市立ふれあいスポーツセンター
選手:U-12 16名
指導者:4名 南弘一、澤井元秀、鐘ヶ江康裕、原利洋
「メニュー」
W-UP ボールを使ったコーディネーション
TR1 キャッチング(ハイボール)
TR2 サイドからのクロスに対するキャチング
「コメント」
キャッチングのテーマでトレーニングを行いました。U-12に対して、クロスボールのキャッチングというのは、少し難易度の高い課題ですが「ハイボールキャッチの基本的なフォームづくり(コーディネーション)」と「ハイボールに対する空間認知」をおもなねらいとしてトレーニングしました。ウォーミングアップでは、様々なボールを使ったコーディネーションを行う中でハイボールのキャッチングにつながる動き作りを行いました。選手達は、楽しく動きながら、スキップの姿勢から、ハイボールキャッチの姿勢を意識することが出来ていました。Tr1では、ウォーミングアップで行った姿勢で実際にハイボールをキャッチ出来ることをねらいとして、手で投げたハイボールのキャッチングを行いました。ここでは、「落下点を見極めてから、スタートを切り、パワーを持って落下地点に入る」ことをポイントとして指導しました。選手達は、徐々に空間認知が出来るようになり、落下点にしっかりと入れるようになりました。Tr2では、ミニゴールを設置して、横からのクロスボール(手投げ)のキャッチングを行いました。ほとんどの選手達が「ハイボールの処理は自信がない。」と言っていたのですが、トレーニング後には「ハイボールが来たら積極的にキャッチしにいきたい。」と応えるように今後、どんどんハイボールのキャッチングにチャレンジしてくれることを期待しています。
【熊本】第5回 ローリングダウン・フロントダイブ
日時:9月6日(木) 19時00分~21時00分 会場:熊本県民総合運動公園スポーツ広場 選手:54名(U-15・17名 U-12・37名) 指導者:6名 南弘一、中村嘉明、黒木翔平、鐘ヶ江康裕 |
「メニュー」 W-UP ボールファミリア TR1 正面キャッチ・ローリングダウン・フロントダイブ GM 4対4+2GK+2フリーマン |
TR1では、4人1組でステップを入れてから正面キャッチのトレーニングを行いました。その後、同じ4人組でローリングダウンとフロントダイブのトレーニングを行いました。正面キャッチと同じように前方でボールをキャッチすること、ボールの高さに合わせて体を運ぶことを、さらにフロントダイブについては、ボールに近い方の足で踏み切ること、踏み切る前は細かく足を運んで力強く踏み切ることについて確認をしました。GMでは、次のルールのもと行いました。①ペナルティーエリア内は、味方もしくは相手選手の1名しか入ることはできない。②相手選手(攻撃者)1名がペナルティーエリア内に侵入できるのはフリーマンからのスルーパスのみ。③GKがボールを持った際には、味方プレイヤーが1名ペナルティーエリアに入ることができる。スルーパスを出す人がわかっているので、しっかり狙いをもってボールにチャレンジすることができる選手が多くいました。しかし、狙う際のポジショニングが低くかったり、高すぎたりする選手がいました。適切なポジションから飛び出して行けるように意識して普段のトレーニングを行なってもらえたらと思います
【熊本】第4回 クロス対応
日時:7月19日(木) 19時00分~21時00分 会場:熊本県民総合運動公園スポーツ広場 選手:22名 指導者:3名 南弘一、黒木翔平、鐘ヶ江康裕 |
「メニュー」 W-UP ボールファミリア TR1 正面キャッチ・パンチング・クロス GM 4対4+GK+4サイドフリーマン |
TR1では、3人1組でステップを入れてから正面キャッチのトレーニングを行いました。その後、同じ3人組でパンチングとクロスボールのトレーニングを行いました。キャッチと同じように前でボールをキャッチすること、出来るだけ肘が伸びすぎない高い位置でキャッチすると、膝のプロテクトを出す方向、足の運び方、着地の仕方について確認をしました。 GMでは、攻撃2人、守備2人に分かれて行いました。また、サイドの4人のフリーマンはボールを受けたらスローでクロスを上げられるルールで行いました。練習とは違い、前に味方や相手がいる状況になったので、積極的にボールに対してチャレンジするのが難しかったと思います。クロスボールに慣れるためにも日々のトレーニングで行なってもらえたらと思います。
【宇城】第2回 ローリングダウン、ダイビング
日時:7月12日(木) 19時30分~21時00分会場:宇城市立ふれあいスポーツセンター
選手:U-12 16名
指導者:3名 墨屋孝、原利洋、澤井元秀
「メニュー」
W-UP パス&キャッチング(前回復習)
TR1 ローリングダウン・ダイビング
TR2 フロントダイビング
TR3 ゴール前の1対GK
「コメント」
今回のテーマは、ローリングダウンとダイビングです。これは、GKがボールの正面に身体を運ぶことが出来ないときに使うテクニックです。特に気をつけたいポイントは、シュートを打たれる前の良い準備、正しい初動とプレーの方向、安全確実なプレーと着地です。GKがゴールを守るために正確なフォームを身に付けることで、恐怖心や怪我などを未然に防ぐことも重要です。 W-UPでは、前回の復習として、動きながらのパス&キャッチングを行いました。スローイング、キャッチングを動きながら正確にプレーする意識が向上している選手が多く見られました。しかし、依然としてテクニックの左右差があるため、日常から利き手、利き足だけでなく左右バランスよくプレーすることが必要なことを伝えました。TR1では、ローリングダウンとダイビングの繋がりを確認しながら段階的に積み上げました。あくまでも倒れることが目的ではなく、ボールを1回で奪うための身体の使い方、そしてシュートされたボールが更に遠くなった時にはダイビングに繋げることできることを体験しました。TR2では、ローリングダウン、ダイビングのテクニックを生かして、フロントダイビングの導入を行いました。TR3は、ゴール前での1対GKです。まず、相手FWがドリブル突破の際にコントロールが大きくなった状況では、GKはどのように奪うのか、状況に応じた開始姿勢も含めて行いました。次に、相手FWがシュートを選択した時の対応も行いました。相手のボール保持状況に応じて、GKの準備が変わることをゲーム感覚で体験できたと思います。ゴールを守りながらも、相手がシュートに至る前にボールを奪うことの大切さ、そのための状況把握と狙いをもった準備にこだわる意識が高まったので、今後も継続して欲しいと思います。次回のGKクリニックは9月の開催です。夏休みは、選手たちが多くの挑戦をする中で失敗しても何度も立ち上がり、心も強く成長した姿で再会できることを楽しみにしています。
【熊本】第3回 正面キャッチ
日時:7月5日(木) 19時00分~21時00分 会場:熊本県民総合運動公園スポーツ広場 選手:53名(U-15・22名 U-12・31名) 指導者:6名 南弘一、村上明、中村嘉明、黒木翔平 鐘ヶ江康裕、宮本朋輝 |
「メニュー」 W-UP ボールファミリア TR1 正面キャッチ(サイド・クロスステップ) TR2 アングルプレー GM 5対5+GK |
TR1では、3人1組でステップを入れてから正面キャッチのトレーニングを行いました。移動する際に距離に応じて、サイドステップで移動するかクロスステップで移動するか判断して行いました。また、移動する際にどこを見て移動して、移動後のポジショニングの決定の仕方についても考えて行いました。TR2のアングルプレーでは、①中央②右側③左側、①中央②左側③右側の順にシュートを打ちました。今回は、TR1で意識したように、ステップするときの移動方法と、移動の際の目線について意識して行いました。GMでは、FPは積極的にシュートを狙うこと、GKはボールに対して素早く移動できるように意識し、ボールとゴールの中心を結んだ線上に常に立つことを意識して行いました。ボールが遠くにあるときに、正しいポジションが取れない選手が多くいました。常に意識して良いポジションが取れるようにトレーニングを行ってください。
【熊本】第2回 構え・ローリングダウン
日時:6月21日(木) 19時00分~21時00分 会場:熊本県民総合運動公園スポーツ広場 選手:U-15・11名 指導者:3名 中村嘉明、黒木翔平、鐘ヶ江康裕 |
「メニュー」 W-UP ボールファミリア TR1 正面キャッチ、ローリングダウン TR2 アングルプレー GM 4対4+GK PK PK対決 |
第3木曜日のGKクリニックは中高生年へのトレーニングを行いました。今回はボールを奪うための構えとローリングダウンについてのトレーニングを実施しました。TR1では、3人1組で①オーバー②アンダー③グラウンダーの正面キャッチと①浮き玉②グラウンダーのローリングダウンを行いました。前に3mほど出てきて、構えてキャッチをするトレーニングで、構えて、キャッチするまでの間で後ろに重心がいかないよう心がけました。TR2のアングルプレーでは、①中央②右側③左側から順番にシュートを打ちました。今回は、TR1で意識したように、移動後の重心の位置を前にすること、それからボールとゴールを結んだ線上、さらにシュートコースを狭めるためにポジショニングの高さにも意識をして行いました。GMでは、FPは積極的にシュートを狙うこと、GKはボールに対して正対し、ポジショニングを意識して構えてトレーニングを行いました。最後は中体連前ということもあったので、PK戦のトレーニングについても行いました。ルールも厳しくなったので、どのようにボールに対してチャレンジすると良いかみんなでしっかり考えることができました。
【宇城】第1回 基本テクニック
日時:6月14日(木) 19時30分~21時00分会場:宇城市立ふれあいスポーツセンター
選手:U-12 11名
指導者:3名 墨屋孝、南弘一、原利洋
「メニュー」
W-UP コーディネーション
TR1.2 動きながらのテクニック1.2
TR3 基本姿勢とキャッチング
TR4 シュート対決
「コメント」
今年度も熊本県サッカー協会のご協力で、宇城GKクリニックが開催できたことを嬉しく思います。今回のテーマは、色々な動きを通して運動能力を高めること、そしてGK固有のテクニックの中でも、スローイング、基本姿勢、キャッチングを行いました。 W-UPでは、ボールを手で扱いながら色々な動きに挑戦しました。また、柔軟性を高める動きも取り組みましたが、体が固い選手が多いと感じました。バスケットドリブルをしながらのボール出しゲームでは、手でボールを扱いながら仲間の動きを観て、奪うチャンスがいつなのか判断することを要求しました。 TR1では、動きながらのパス&キャッチングを行いました。アンダーアームスローイングの基本テクニックを学び、パスの質が向上していくとキャッチングのテクニックも必要です。アンダーハンドキャッチングの手の形、ボールを捉える位置と姿勢、ボールを奪うと同時に攻撃への準備を始めるように要求しました。 TR2では、オーバーアームスローイング、バウンドしたボールのキャッチングです。オーバーアームスローイングでは、体の回転を使いながら、全身で投げることで力強いパスが出せるようになりました。バウンドしたボールのキャッチングでは、捉える位置も良くなり、腕を閉じるタイミングも向上できたので1回で確実に奪う選手が多く見られました。TR3では、基本姿勢とオーバーハンドキャッチを行いました。ただ構えるだけでなく、いつでも、何処へでも動ける構えとタイミングを探し、1回でボールを奪うためのテクニックをゲーム感覚で体験できたと思います。TR4では、シュート対決を通して、今日の総復習を行いました。相手のドリブルからのシュートに対して、良い基本姿勢とタイミングから素早く動き出せていました。できるだけ倒れず、足を運んでボールのコースに体を運ぶ場面が観られたこと、そのプレーにこだわる意識が高まったので、今後も継続して欲しいと思います。次回は、ステッピングとローリングダウン、ダイビングです。今回は熊本市や天草市からも参加してくれました。1ヶ月後の成長した姿を、ぜひ見せてほしいです。
【熊本】第1回 正面キャッチ
日時:6月7日(木) 19時00分~21時00分 会場:熊本県民総合運動公園スポーツ広場 選手:48名(U-15・20名 U-12・28名) 指導者:3名 南弘一、黒木翔平、鐘ヶ江康裕 |
「メニュー」 W-UP ボールファミリア TR1 4対1(ボール回し) TR2 正面キャッチ GM 4対4+GK |
今年度初めてのGKクリニックということで、中学生年代では、正面のキャッチを意識したトレーニングを行いました。TR1では、条件付きのボール回しを行いました。ボールを動かすエリアを①腰より上、頭より下の範囲、②膝より上、腰より下の範囲、③グラウンダーのパスのみ。という設定にし、ボール状況に応じて姿勢の高さが変わることを意識しながら行いました。TR2では、①手投げ②持ち蹴り③ボールを置いてシュートの3パターンで正面キャッチを行いました。特に、ボールをキャッチする前の姿勢、構えるタイミングとボールキャッチする際に前でボールをキャッチすること、上体を仰け反らせないことを意識しながら行いました。GMでは、FPは積極的にシュートを狙うこと、GKはボールに対して正対して構えることを意識して行いました。みんなで声をかけながら楽しくも真剣にトレーニングに取り組めたことがとてもよかったと思います。今年度も多くのGKに参加していただけたらと思います。