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【報告】2020 GKクリニック_11月

【宇城】第3回 ローリングダウン

  • 活動日時・会場
    11月12日(木) 19時30分~21時00分
    宇城市立ふれあいスポーツセンター
  • 参加者
    選手:16名(U-15:7名 U-12:9名)
    指導者:3名 (原利洋、小篠怜央、澤井元秀)

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「コメント」 

・U-12
 ローリングダウンをスムーズに行うことをテーマに取り組みました。2人組の対面でお互いにボールを投げながら、オーバーハンドキャッチ・グラウンダーキャッチで構や手の形の技術の復習を行いました。
 その後、段階的なトレーニングとして座った姿勢からのローリングダウンを行いました。このトレーニングでは、ケガ防止のために膝外側面から、体側を沿うように意識するように行いました。
 その次に実際に立って構えてからのローリングダウンを行いました。その際に、倒れる角度の確認をして、トレーニングに取り組みました。
最後にまとめとして、ミニゴールを使用してのシュートゲームを行いました。
 トレーニングの中で意識したポイントは、正しい姿勢からスムーズに行えるようになること、ケガを防ぐためのファームを身に付けること。ローリングを行う際のシュートコースに対する角度を意識することに取り組みました。

・U-15
 初めに前回までの「構え→キャッチング」を意識させて正面キャッチ、アンダーハンドキャッチをしました。
 次にローリングダウンを長座の姿勢から段階的に行い、「斜め前方向にプレーをする」、「ローリングダウン時に1歩踏み出す」ことを徹底して行わせました。
 最後に、少年用のゴールを使って「移動からローリングダウン」のトレーニングを行いました。積み上げてきた「ステッピング→正しいポジションと構え→ローリングダウン」と一連の流れで行うことができるように回数を重ねました。
 最初は、斜め後ろ方向にプレーしていた子供たちでしたが、練習を重ねるごとに「斜め前方向にプレー」を意識し始め、最後のゴールを使ったローリングダウンでは、蹴られたボールに触れることができた回数も多くなりました。今後さらに「ステッピング→正しいポジションと構え→ローリングダウン」を意識してトレーニングを重ねることによって、セービングできる範囲も広がっていくと思います。

 最後に、11月に入りトレーニング開始前はかなり冷え込んできました。ですがトレーニングではその寒さも忘れる程選手は熱心に活動していました。また、U15、U12世代は様々な面で大いに成長できる時期です。たくさん練習して、たくさん食べて、たくさん寝る。このサイクルを大切にできる選手の育成を目指していきたいです。(文責:原)

【熊本】第4回

  • 活動日時・会場
    11月5日(木) 19時00分~21時00分
    熊本県民総合運動公園スポーツ広場
  • 参加者
    選手:24名(U-15:8名 U-12:16名)
    指導者:5名 (中村、村上、八束、三原、鐘ヶ江)
  • メニュー
    W-UP ボールを使ったコーディネーション(足でドリブル:ボール交換、手でドリブル:ボール交換)、二人組パス:コミュニケーション、基本姿勢の確認
    Tr1  キャッチング(オーバーハンド、アンダーハンド)
    Tr2  (U-12)ポジション修正しながらのアングルプレー・(U-15)アングルプレー正面→左右
    GM  (U-12)3対3+GK・(U-15)2対2+GK

「コメント」 

 W-upでは、いつもおこなっているコーディネーション以外に、二人組でボール二つを使ったパス交換を行った。はじめは空中でパスするボールがぶつかるようなことも見られたが、声を掛け合うことで、タイミングやパスコースをコントロールができるようになり、うまくパス交換ができるようになった。「相互で確認ができてコミュニケーションである」という経験をさせたくて取り入れた。このような経験が今後のGKに必要なコミュニケーション技量の獲得にも役立つと考える。また、基本姿勢では、ボールを胸に抱えた状態で、寝転がってのローリング、膝立ちからのローリングなどを行った。正しい体の使い方をすることで怪我無くプレーできることを理解することは、今後ステップアップしていく上では重要であると考える。

 U-12では、前回の復習として、正面でのキャッチングを行った。オーバーハンド、アンダーハンド、ゴロと基本姿勢からの手の運び方などに気を付けながらキャッチングすることの復習を行った。そのあと、キッカーを左右、正面の3か所に配置して、ポジションを変えながらのアングルプレーのトレーニングを行った。ここでは、特にこの世代に多くみられるゴールへの張り付きに注意しながら、PKマーク、ゴールエリア、ポストなどを利用したポジショニングの方法なども学んだ。最後に3対3+GKでのミニゲームを行った。ここでは、アングルプレーの確認を行いながら、確実にキャッチングをすることを意識させた。

 U-15では、まずは移動してからのキャッチングとダイビングに繋げるためのローリングダウンを行った。その後、正面と左右の3箇所からシュートストップをした後、正面から右、正面から左にパスをしてからシュートストップを行った。移動する際は素早く、足元にボールが入る前にいい基本姿勢とポジショニングがとれるように声かけを行った。最後のゲームでは、2対2+GK+フリーマンで行った。狭いコートで行ったことで、より移動を素早くしなければ対応できないことを体感できたのではないかと思う。(文責:鐘ヶ江)

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