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【報告】2021キッズエリートプログラム

【U-9.U-10】ファストブレイクアタック(カウンター)

  • [日時・会場・天気]
    2021年12月18日(土)
    U-9・U-10/9:00~11:00
    嘉島町総合運動公園多目的競技場
    晴れ
  • [参加者数・指導スタッフ]
    合計42名(U-9/26名・U-10/16名)
    チーフ:山形洋平
    アシスタント:榎本大、穴井雄治、松下涼太、竹下貴文
  • [メニュー]
    W-UP ボールマスタリー(BM)/Speed
    TR1 1vs1
    TR2 2vs2
    GM 8vs8

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素早く切替を行うには常に意識しておくことが求められます。また、習慣にしていき無意識に実行できることが重要です。
今回、切替の要素があるトレーニングを取り組む中で「次に何をするのか」をプレーが終ってから気付いて実行する選手が序盤は多かったです。ただ、反復する中で徐々に慣れてきてプレーもスムーズになっていきました。これは習慣です。普段のサッカーへの取り組みも、いかに意識してプレーしているかが大切になってきます。

「次に何をするのか」や「次に何が起きそうか」を予測することでプレーの第一歩が相手より素早くできます。サッカーにフライングはありません。
準備の段階(ボールを持っていない時)で相手がどこにいてスペースがどこに生まれているかを認知し、その情報をもとにどのプレーを選択するか判断し、それを素早く正確に実行することはサッカーにとって不可欠です。切替の要素があり目まぐるしく状況が変化する中で、それを意識してプレーする選手も多くなっていきました。これを継続していくことで習慣になっていくと考えています。

今年最後の活動ということもあり、試合は8人制で行いました。
局面局面では球際で激しく奪い合い攻守の切替も素早くできていたと思います。課題として、相手の状況をもっと把握してプレーを選択する必要性を感じました。目的から考えると前進する選択肢は間違いではありません。ただ、やみくもに前へ運ぶプレーだけではなかなかチャンスが生まれません。ピッチを広く使う意識を持って逆サイドに展開したり、一旦後ろに戻して良い状態でプレーする準備を整えたりするのも一つです。

今回の8人制の試合で選手たちには様々な気付きがあったと思います。経験の蓄積は必ず次につながります。上手くいった場面やプレー、チャンレンジしたけど上手くいかなかったプレーなど様々です。「なぜ上手くいかなかったのか」を振り返って今後につなげて欲しいと考えております。

本年はコロナ禍で開催できなかった期間もありましたが、参加してくれた選手たちにとって有意義な時間となっていたと思います。保護者の皆様には朝早くからの送迎や毎回の健康チェックなどの感染症対策にご理解ご協力いただき誠にありがとうございました。
2022年も引き続きよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。

【U-9.U-10】フィニッシュ(ゴールを決める)

  • [日時・会場・天気]
    2021年11月27日(土)
    U-9・U-10/9:00~10:30
    嘉島町総合運動公園多目的競技場
    晴れ
  • [参加者数・指導スタッフ]
    合計34名(U-9/24名・U-10/10名)
    チーフ:山形洋平
    アシスタント:榎本大、桑原斗南、山本奨、松下涼太、竹下貴文
  • [メニュー]
    W-UP ボールマスタリー(BM)/Speed
    TR1 1vs1(1)
    TR2 1vs1(2)
    GM 6vs6

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11月のトレーニングは「フィニッシュ(ゴールを決める)」をテーマに行いました。明確なテーマと内容だったこともあり選手たちは迷いなくプレーすることができていたと感じました。
ゴール前では時間とスペースが限られています。その中で大事になってくるのがスピードです。単純なプレースピードだけでなく、相手にシュートブロックされないようにボールをコントロールする判断のスピードも重要です。相手の位置や身体の向きを認知し、どこにボールを運べばスムーズにシュートまで持ち込むことができるか意識させました。選手たちはトレーニングを反復していく中で相手の逆を取る場面が多くなり、GKの位置を観る余裕も生まれていました。最後の試合でも積極的に勇気を持ってシュートを打つプレーが多くなり、ただ蹴るだけでなく狙いを持ったシュートで決めきる選手も多く見られました。
一つ一つのトレーニングには必ず目的や狙いがあります。その目的を理解して積極的に取り組むことが大切です。また、リフティング一つにしてもこだわりを持ってやっている選手と、ただ何も考えずにやっている選手では上達のスピードは変わってきます。ボールを回転させない為にボールの「どの部分」に足の「どの部分」を当てるか、当てる瞬間の足首の向き、ボールが浮いているどの瞬間に当てるか、など、意識してこだわってやるかどうかで上達の度合いが変わってきます。これからも一つ一つのプレーに対して質を追求するためにこだわって取り組んで欲しいと願っています。
次回は2021年最後の活動になります。通常は90分間ですが120分間を予定しており、8人制での試合も企画しております。今まで培ってきたことを試合で積極的にチャレンジできるように選手たちに伝えていきたいと思っております。ぜひご参加ください。

【U-9.U-10】突破(ペネトレイト)

  • [日時・会場・天気]
    2021年10月23日(土)
    U-9・U-10/9:00~10:30
    嘉島町総合運動公園多目的競技場
    晴れ
  • [参加者数・指導スタッフ]
    合計32名(U-9/19名・U-10/13名)
    チーフ:山形洋平
    アシスタント:榎本大、上村剛史、北原亮、桑原斗南
  • [メニュー]
    W-UP ペネトレイト
    TR1 1vs1
    TR2 3vs3
    GM 6vs6

10月のトレーニングは「突破(ペネトレイト)」をテーマに行いました。
前回の活動が7月だったので久々の活動となりました。キッズエリートの活動の際に課題と感じていた部分として、ボールを持っていない味方の関わり方がありました。今回、1対1のトレーニングの中でもボールを持っている味方をサポートする部分も伝えながら進めていきました。
テーマである「突破」の先には得点を奪うゴールがもちろんあります。ボールを持った選手には前向きで良い状態(相手との距離を保つことができ自分の間合いがある)の時には積極的に仕掛けることをまずアプローチしていき、その中でボールを持っていない味方にはパスの選択肢を味方に作ってあげる動き(サポート)も同時に伝えていきました。ボールを持つ選手はすべてが良い状態ではありません。相手を背負って前を向けなかったり、ボールを失いそうになっている時もあります。味方のボールの持ち方でサポートの位置を変える必要があります。選手たちはボールを持っている味方の動きや持ち方を観て、考えながら立ち位置を取る場面が多くなっていきました。ボールを失って相手に簡単にゴールを与えてしまうこともありましたが、失敗体験を重ねる中でリスクマネジメント(奪われた時のことを考える)を頭に入れて立ち位置を工夫する変化も見られました。
最後のゲームでは、コートの中でリスクがあっても突破にチャレンジするエリアとボールを失ってはいけないエリアも伝えながら進めていきました。積極的に仕掛ける選手だけでなく、ボールを持っていない味方の関わる回数も多くなり、テーマを意識してプレーしていた印象を受けました。
今回、前回活動の積み上げという部分では非常に難しいテーマ設定ではありました。今後に向けてどんな状況下でも選手たちの技術面と精神面の成長につながるように良いきっかけを与え続けていきたいと考えております。

【U-9.U-10】パス(関わる/関わり続ける)

  • [日時・会場・天気]
    2021年7月24日(土)
    U-9・U-10/9:00~10:30
    嘉島町総合運動公園多目的競技場
    晴れ
  • [参加者数・指導スタッフ]
    合計47名(U-9/27名・U-10/20名)
    チーフ:山形洋平
    アシスタント:榎本大、山本奨、上村剛史、北原亮、松下涼太、竹下貴文
  • [メニュー]
    W-UP BM/パス①
    TR1 パス②
    TR2 2vs2+2サーバー
    GM 5vs5

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7月のトレーニングは「パス(関わる/関わり続ける」をテーマに行いました。
6月に個でボールを失わないことをテーマに実施し、次の段階として味方と関わりながらグループでボールを大事にしゴールを目指すことを目的にトレーニングを進めていきました。
今回は動きながらパスを受けるために大事な「タイミング」をポイントに反復しました。パスを出す味方が蹴れるタイミングの基準として、[顔を上げる]というキーファクターで意識させていきました。回数を重ねるごとにパスを受ける子の準備が習慣化され、タイミングを計りながら動き出す子が多くなっていきました。今まで、出されたパスにただ反応してコントロールするだけだった子も、味方がパスを出せるタイミングで動き出す重要性を少しでも理解してくれたと感じています。
パスで人を動かすことは難しいです。パスが出されてから反応して動き出すプレーでは追いつくのが難しくパスがつながりません。大事なのはパスを要求した味方に合わすことです。「いつ」「どこで」欲しいのか味方に要求し伝えるコミュニケーションは今後も重要になってきます。また、要求されたからパスを出すのではなく、試合中にプレーを判断して選択するのはボールを持っている人です。ボールを持っている味方の選択肢を増やすためにも、関わり続けることはとても大切になってきます。
様々なチームに所属している子が集まるキッズエリートの機会にコミュニケーションを磨くこともサッカーの技術向上には不可欠であり、とても良いきっかけになると考えています。

【U-9.U-10】1vs1攻撃(方向転換)~個でボールを失わない~

  • [日時・会場・天気]
    2021年6月26日(土)
    U-9/9:00~10:30
    U-10/11:00~12:30
    宇城市立ふれあいスポーツセンター
    雨のち晴れ
  • [参加者数・指導スタッフ]
    合計53名(U-9/28名・U-10/25名)
    チーフ:山形洋平
    アシスタント:榎本大、吉原昇兵、佐伯亮、上村剛史(U9のみ)、北原亮(U9のみ)、松下涼太、竹下貴文
  • [メニュー]
    W-UP BM/Moves
    TR1 ゲート通過
    TR2 2vs2(背面ゴール)
    GM 5vs5(少年用ゴール)

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6月のトレーニングは「ボールを失わない」をテーマに行いました。
相手をブロックしながら方向を変えるテクニックを反復し、ボールの持ち方や身体の使い方など、相手にボールを触らせないポイントを伝えてトレーニングを進めていきました。
1対1では回数を重ねるごとにタイミング良く効果的にターン使う場面が増えていき、目的を意識しながら取り組むことができていました。
2対2のトレーニングや最後のゲームでは、ボールを持っていない味方が「どこ」で「いつ」サポートをしたら良いか迷う場面が見られました。
どんなトレーニングテーマでも、ボールを持った時だけスイッチを入れるのではなく、常に攻守両面で予測しながらプレーしなければいけません。
また、ボールを失わないことは大切ですが、もっと重要なのは失うことをおそれずにゴールを目指すことです。取られた後にすぐに切り替えて、素早く奪い返すことは習慣にしないといけません。
取られることをおそれて安全なプレーばかりしていてはゴールを目指すことはできません。たくさんチャレンジする中で失敗から学ぶことはとても多いです。
選手自身が「次はこうしよう!」と向上心を持って前向きにプレーできることが大切になってきます。
上手くなろうとするきっかけやヒントを与え続け、今後も選手たちが楽しく積極的にチャレンジできるように導いていきたいと思います。


【U-9.U-10】正確なパスを出す/受ける

  • [日時・会場・天気]
    2021年4月24日(土)
    U-10/9:00~10:30
    U-9/11:00~12:30
    宇城市立ふれあいスポーツセンター
    晴れ
  • [参加者数・指導スタッフ]
    合計55名(U-9/26名・U-10/29名)
    チーフ:山形洋平
    アシスタント:榎本大、佐伯亮、桑原斗南、上村剛史、北原亮、松下涼太、竹下貴文
  • [メニュー]
    W-UP BM/Pass1
    TR1 Pass2
    TR2 2vs2+2サーバー
    GM 4対4

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4月のトレーニングは「パスを出す/受ける」をテーマに行いました。インサイドキックの蹴り方やパスを受ける側の準備やステップワークを伝えながら進めていきました。対面でのパスや視野を確保するために角度をつけた状況でのパスをたくさん反復し、気温が高い中でしたが選手たちは集中して取り組んでいました。
サーバー付の2対2のトレーニングでは目的を明確にして、パスの強さや方向、パスを受けるポジショニングを積み上げていきました。プレッシャーがある状況で
も正確にパスをつなごうとする選手が徐々に多くなり、中にはワンタッチでパスを出したり味方へのサポートが素早くなったりと、正しい判断でスムーズにプレーする選手も出てきました。
今回に限らず同じことを反復するトレーニングでは、正しい技術で1回1回こだわって反復することが重要になってきます。また、判断が伴う要素も大切です。参加してくれている選手たちの様子を見ながら様々な角度でアプローチしていき、自信を深めるきっかけをたくさん与えていきたいと思います。

【U-9.U-10】ボールを運ぶ/ゴールを目指す

  • [日時・会場・天気]
    2021年3月27日(土)
    新U-9/9:00~10:30
    新U-10/11:00~12:30
    宇城市立ふれあいスポーツセンター
    晴れ
  • [参加者数・指導スタッフ]
    合計61名(U-9/28名・U-10/33名)
    チーフ:山形洋平
    アシスタント:榎本大、吉原昇兵、北原亮、佐伯亮、松下涼太、竹下貴文
  • [メニュー]
    W-UP BM
    TR1 1vs1
    TR2 2vs2
    GM 4対4

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(コメント)
2021年度最初の活動でした。トレーニングは「ボールを運ぶ」をテーマに行い、足からボールをはなさずにゴールに向かうプレーが多く見られました。
1対1のトレーニングで成功体験をたくさん積み上げていく中で、相手との距離感や加速のタイミングなど様々な要素を習得していく姿が印象的でした。相手の逆を取る為にプレースピードに変化を加えたり、相手の身体の向きを意識して突破を試みる選手も多かったです。
2対2ではドリブルとパスの判断が加わり、ボールを持っていない味方のサポートが重要になってきます。パスを受ける時の「どこで」「いつ」「どのように」が回数を重ねるごとにスムーズになっていきました。2対2やゲームを見ていて、3・4年生ともに「攻守の切替」の部分ではもっと素早く行う習慣を身に付ける必要性を感じました。
今回、新3年生にとって初のキッズエリートの活動でした。所属チーム以外の子と一緒に同じ目標に向かってプレーする機会はとても貴重です。参加者全員が良い刺激を受けて、切磋琢磨するきっかけになりレベルアップできればと考えております。新たに参加している新4年生にとっても同様のことが言えると思います。ただ参加するだけでなく、明確な目標を持って本気で取り組んでくれること期待しております。(報告者:山形)

【保護者】キッズリーダー養成講習会1

  • [日時・会場・天気]
    2021年3月27日(土)
    11:10~12:30
    宇城市立ふれあいスポーツセンター
    (研修室・多目的屋内コート)
    晴れ
  • [参加者数・インストラクター]
    合計19名(U-10/19名)
    インストラクター:中村丈二

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次回のキッズリーダー養成講習会(キッズエリート保護者向け)は、U-9保護者を対象に4月24日(土)宇城市立ふれあいスポーツセンターにて開催を予定しております。

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